ノウハウを求める前にした方が良いこと。

集客でも、営業でも、その他のことでも、より安く、より早く、より上手く成果を上げる方法がある。ノウハウと言われるものだ。それを競合他社よりも早く取り入れて成果を上げていく。住宅不動産業界も、住宅リフォーム業界も、競争が激しいので、業績を伸ばしたいと考える会社ほどノウハウを求めている。
これは剣道や柔道といった武道、野球やサッカー、ランニング、テニス、私が学生時代に所属していたボートといった球技などのスポーツ、また茶道や習字、ピアノなどにも、同じように他のチームや選手よりも上手くプレーするためのノウハウがある。
但し、そういう世界のものは他のチームや選手が上手くできる方法(ノウハウ)を取り入れようとしても、自分たちのチームや自分自身のプレーに上手く活かせるとは限らない。場合によっては、上手くいくどころか調子を落としてしまったり、怪我につながってしまうこともあるかもしれない。
他のチームや選手では優れたノウハウが、自分たちのチームや自分自身にも同じような成果が上がるとは限らない。特殊なノウハウになればなるほど、そういったものになる可能性が高いのではないだろうか。また、どのチームでも、あるいは誰が使っても同じように成果が上がるノウハウは、大変優れたものと言えるのだろうが、そうなればなるほど自分たちだけのものにはならない。
優れたノウハウには、なかなか難しいところがある。
但し、優れたノウハウを取り入れて、同じように成果を上げられるチームや選手とそうでないチームや選手の違いはあるのではないだろうか。
例えば、仮に私が大坂なおみ選手がプレーで意識していることや勝利するためのテクニックを聞き、取り入れようとしても上手くできるとは限らない。その理由は明らかで、私のプレーがその域に達していないからだ。まだまだ、テニスの基本ができるようになることが必要。
武道や茶道には技を習得していく順序として、「守破離」がある。まずは、師匠に教えられる基本を身に付けること。その後に、自らが考え工夫する技を習得していく。この順番が大切であることを教える。
集客や、営業など会社の業績を上げていくためのノウハウも同じように感じる。他社で飛躍的な成果を上げているもの、最新の方法などに意識が向きがちであるが、そもそも簡単にできる基本的なことはできているのか。
案外、気づいていなくて、できていないことがある。
ノウハウを求めることは大事。ただ、その前に、そもそも基本的なことができているのかどうか。それは、難しいことではない。そして、専門のコンサルタントでなくても、気づけることが多い。
基本的なことの積み重ねの上に、最新のノウハウが加えられたとき、他社以上の成果がでる!

