チラシなど広告での地図の扱いについて。

私は今もコンサルテイングでご支援先の集客のためのチラシやフリーペーパー等への広告をつくっている。
ちなみに私は15年前から3年前まで約12年間、住宅不動産業界向けに「当たるチラシ倶楽部」という集客のための会員制勉強会を開催していた。
そこでは、会員企業様に自社で制作をしたチラシなどの広告を持ち寄っていただき、集客状況を確認しながら、さらに集客数を増やすためのアドバイスをしていた。
多い時は一か月で30社ぐらいに改善アドバイスをしていた。それが毎月続いていたので、年間では300回ほど広告を見てアドバイスをしていたことになる。
当時は日本で一番、住宅不動産業界の広告を見て、アドバイスをしていた人間だったと思う。
これだけの量を見て、改善アドバイスを繰り返せば、私でもどうすれば集客ができる広告を作れるのかは分かるようになる。それも、広告を見た瞬間に改善のポイントが分かる。
そのなかで、かなり重要視していたのが、「地図」である。モデルハウスやオープンハウス、住宅見学会などの広告では会場の地図が必ず掲載されるのだが、その地図が分かりやすくなっているかどうか?
その判断基準は、1週間前に引っ越しをしてきた人が迷わずに行くことができるかどうか?である。
いやいや今はナビもあるし、設定すれば迷わないでしょ。
という人がいるが、根本的に間違えている。チラシなどの広告が見られるのは一瞬である。長くても数秒。広告に興味を持って見ながら、このイベントに行ってみようかなと思い始め、場所はどこなんだろう?と地図を見る。
そのときに、「ウン?どこ?場所がよく分かんないなぁ。」と思われたら最後、もうイベントにも広告にも興味がなくなり、次の広告へ意識が向く。
作る側としては、これぐらいに思っていなければいけない。
広告の配布エリアをひろげるときも要注意。それまでは会場の近隣に絞って配布をしていたので、会場周辺の詳細地図だけで良かったものが、エリアをひろげると詳細過ぎて、場所が分からなくなる。
その場合は、拡大地図と詳細地図の両方が必要となる。
この考えは私がコンサルタント駆け出しのころに教わったことが強く影響をしていると思う。当時の上司から、「地図は集客の命綱だ!」と教わったのだ。
他のところがよく考えられて集客力がある内容に仕上がっていても、地図が分かりづらいと、それで一巻の終わり。ドボンである。その広告は集客ができなくなり、広告費のお金をドブに捨てることになる。
地図は侮れないのでご注意を!

