コロナがおさまる今、社長やリーダーにやって頂きたい事。

前の緊急事態宣言があけてからコロナの感染者数が明らかに減っている。但し、この状態がこれから先も続くのか?あるいは、第6波といわれる次の感染がひろがるのか?それは、誰にも分からない。なので、今、コロナがおさまっている間に、社長やリーダーにぜひやって頂きたいことがある。
最近、そのように思うことになった出来事があった。それは、あるご支援先企業の社長と話していた時のこと。その会社は出店や新事業開発を進めて積極的な事業展開を進めて業績を伸ばしている。そして、その会社が所有する建物の中に店舗としても十分に使えそうな空いたスペースがあった。
そこで、私は社長にある一つのお店を作ることを提案した。そうすると社長は「確かにそうですよね。それが良いのかなぁとは思っています。しかし、なんかイメージができないんですよね。分かっているんですけど、イメージができない。また、他にもどのような使い方をするのが良いのかを考えようとするのですが、アイデアが浮かばないんですよね。コロナになってから、外に出かけて色んな会社やお店を見たり、他社の話を聞くことが減っているので、アイデアが出ないんですよね。」と仰った。
それを聞いて私は確信した。コロナがおさまる今こそ、外へ出て実際に見なければいけない、と。私はご支援先や会員企業様に向けて、現地での視察の代わりとなるオンライン視察の機会を設けてきた。事前に我々が現地へ赴いて、インタビューをし、お店や会社を撮影したものを動画編集して見ていただいている。これでも伝えられるものはあるが、リアルな視察と比べると、伝えられないものがある。リアルな視察と違って、オンライン視察のデメリットは、
・他者視点であること
事前に撮影をして編集をしているので、参加者が見たいものを見ていただくのではなく、我々のような編集側が見て欲しいと考えるものになっている。
・心が動かない
映像を見て、頭では理解できても、心が動かない。「おっ!これいいな」とか「凄いな、これ!」といったことが起こりづらい。心が動かないものはすぐに忘れてしまうので、実践されない。
・映像に集中してしまう
リアルな視察会のときは、自社のことを考えながら、ボーッと見ることができる。そういうときに直観が働く。しかし、映像の場合は、それに集中しすぎてしまうところがある。映像を見るだけになってしまいがち。
といったことが挙げられる。
経営には理屈は大事。しかし、直観も大事。その直観を働かせるには、実際の体験が必要。それが今、減っている。そのことで知らず知らずのうちに会社の経営に影響を与えているかもしれない。
コロナがおさまっている今こそ、以前から気になっていた会社やお店、モデルと考えている会社やお店、話を聞いてみたいと思っていた社長など、実際に出かけて体験し、体感するようにしよう。経営に必要な直観力が劣らないために。

