オンラインコンサルティングでは分からないこと。

現地へ訪問するコンサルテイングが増えつつある。
コロナが起きてからは、ほとんどのコンサルテイングがオンラインとなった。初めのうちは本当にオンラインでコンサルテイングができるのかと思っていたが、今はそれがスタンダードとさえ思うほどになった。
オンラインのメリットは多い。何より移動時間がいらない。それで新たな時間が生まれる。仕事もできるし、他のことにも時間が使える。
また、議題がスムーズに進行できるのもオンラインのメリットである。不要な雑談が入りづらい。
その点、リアルは移動に時間がかかるし、利用する交通機関によっては移動中の仕事が捗らない。例えば、高速バスの場合、PCが置けるほど手元のテーブルは大きくはないので仕事が捗らない。
しかし、オンラインにはないメリットがある。
一番はオンラインでは分からないことが体感できることである。特に、初めてお付き合いが始まる会社の場合は、いきなりオンラインから始まると、その会社のことが分かっているようで、分かっていないことが多い。
実際に会社へお伺いすることで分かることは多い。
例えば、会社へ着いてからコンサルテイングが始まるまでの短い時間でも感じることは多くある。
まずは、室内に入るまでにも社屋やショールームの外観、駐車場に停められている車、玄関へと通じるアプローチを見るだけでもたくさんのことが感じられる。
一番は、お客様を出迎える準備ができているかどうか。清掃が行き届き、気持ちよい空気が感じられるかどうか。パッと見るだけなのだが、その違いは分かる。
それから、玄関へ入る。まずは、玄関の清掃が行き届いているかどうか。そして、社員の方から挨拶を受けるのだが、その挨拶がどうか。また、玄関に入ったときに視界に入るものは何で、どのように見えるか。
さらに、流れている空気はどのようなものか。暖かく感じられるか、ピリッとした緊張感も感じられるか。このようなことを感じるまでに1分もかからない。数十秒もあれば、およそどのような会社なのかは分かる。
このようなことはオンラインでは体感できないので分からない。
また、オンラインでは不要な時間となる雑談。しかし、人となりを理解するには予定のアジェンダどおりに打ち合わせを進めるだけでは分からない。雑談から分かることは本当に多くある。
オンラインからリアルに移行する中で、あらためて体感から得られる情報は多いと感じる。オンラインとリアルのそれぞれのメリットを体感で知ることから、上手なハイブリッド方法が見えてくるように思う。

