なぜ、専門店展開をするのか?

ローコスト住宅専門店、ファストリフォーム専門店(水まわりリフォーム)、塗装専門店、ワンデイリフォーム専門店(少額リフォーム)、屋根塗装専門店、倉庫建築専門、二世帯住宅専門店、二人住まい専門店、DIY住宅専門、ZEH・高性能住宅専門、そして、戸建てリノベーション専門店など。
船井総研の住宅不動産業界向けのコンサルテイングスタイルは、ここ数年で変わった。それを一言でいえば、「専門店化コンサルテイング」である。
専門店化ビジネスは住宅不動産業界だけで起きている事ではない。他業界でも同じような動きがある。最も多いのは飲食店業界だろう。立ち飲み専門や餃子専門、串カツ専門など挙げればきりがない。今では洋食も和食も家族で楽しめたファミリーレストランと呼ばれる業態は少なく、ほとんど見かけなくなった。
ファミリーレストランの代表格であった「すかいらーく」。以前はあちこちでお店を見かけたが、今はない。その代わり、ガスト、バーミャン、ジョナサンなどいくつもの専門店を展開している。
ファミリーレストラン業態から、専門店業態へとシフトさせている。
このような例がすかいらーく以外にも、そして飲食店業界以外にもある。
例えば、戸建てリノベーション事業だと、「新築そっくりさん」。新築そっくりさんを知る人は多いと思うが、これを展開する会社を知る人は少ないのではないだろうか。新築そっくりさんを展開するのは、住友不動産である。
そして、戸建てリノベーション事業を手掛けているのは、住友不動産だけなのかと言うと、そのようなことはない。全国展開をする大手ハウスメーカーや不動産会社、そして地域の有力ビルダーや住宅リフォーム会社も展開している。
ところが、この事業で業績を伸ばしているのは、新築そっくりさんだけである。今では売上1000億円を超える。他社を大きく引き離してダントツの売上を上げる。
では、他社と何が違うのかというと、専門店として展開をしているのか、それとも新築戸建てやその他の住宅リフォーム工事と一緒に展開をしているのかの違いである。
ファミリーレストランが中華も洋食も扱うのと同じように、住宅会社が新築住宅も戸建てリノベも扱う。あるいは、住宅リフォーム会社がキッチンやお風呂のリフォームと一緒に戸建てリノベも扱う。
いわゆる総合型で展開をしている会社が多い中で、唯一、戸建てリノベの専門会社として展開を進めたのが、「新築そっくりさん」だけだった。だから、業績が伸びた。
だから、私も戸建てリノベーション事業の専門店化を提案している。業績が上がるからである。では、なぜ業績が上がるのかと言うと、一番の理由は集客ができるからである。もっと言うとWEBマーケテイングが効果を発揮するからである。
住宅業界も今では集客のほとんどはWEBマーケテイングにかかっている。そして、そのことが比較的に中高年を主な客層とする戸建てリノベ事業にも当てはまるようになってきた。
集客がとれるから専門店化を進める。特に、WEBマーケテイングで成果を上げられるようになってきた。
では、なぜ専門店化にするとWEBマーケの成果が上がり、集客がとれるようになるのか?それについては、またあらためて紹介しよう。

