阪神タイガース、大逆転劇から学ぶこと。

昨夜の甲子園はタイガースファンにとっては、最高の夜になった。1対7からの大逆転は、そう見られるものではない。攻撃では毎回、点が入るチャンスをつくり、加えて、大山選手の3本のホームラン!投げては、藤波投手が日ハムの攻撃の勢いを押さえる快投!
見せ場も多く、そして、最後にはタイガーズが勝利!これでようやく開幕試合の逆転負けゲームの借りを返せたか。私だけかも知れないが、開幕試合での大逆転をされた負け試合のことが今もずっと引っかかっていた。もし、あの試合で勝てていれば、今のようなチーム状態にはなっていなかったのではないかと思っている。
どこかであの借りを返さない限り、タイガースの状態は変わらないと思っていた。それが、ようやく返せた。選手も、そして、大歓声のファンも、タイガースは強いと思える試合になったのではないだろうか。選手も、ファンも、そう思えることがチームを強くする。
これまでは勝っていても、どこかで逆転をされるのではないか?あるいは、0対1の試合でも打てないまま負けるのではないかと心のどこかで思ってしまう。こういう感情を吹き飛ばす試合になったように思う。
このような「きっかけ」を作り、そして、勝ち続けるために、選手は自主練習、キャンプから始まり、シーズンに入っても、トレーニングや体のメンテナンスを続けている。地道な日々の努力を続けている。この努力がなければ、浮上する「きっかけ」を得たとしても、一時のことで終わってしまう。
これは、事業の業績を上げていくときも同じ。例えば、注文住宅会社や住宅リフォーム会社が新規事業として、戸建てリノベーション事業を立ち上げる。この事業は今、競合企業が少ないために、立ち上げた当初は受注が続く。需要はあるが、供給がないために、受注が上がる。
ところが、一年経過し、二年経過する中で、そのまま業績が伸び続けるどころか、社内の問題も出始めて、業績が伸びないどころか、落ち始める。そこから、浮上のきっかけもつかめないまま、不振事業へとなっていく。
一発逆転を狙って、投資をかけた仕掛けをしていくが、それも準備不足などもあり、効果がでない。
本質的な課題はそこにはないからだ。成果を上げ続けるために必要な足腰が組織にないことが原因だからだ。その足腰をつくるための努力を日々行っていない。それは、地道で目立たないものである。それを繰り返すことで習慣になり、体質になっていく。そして、自信へとなっていく。それが、業績を上げ続けることにつながっていく。
そういうものを事業立ち上げ期から作り続けられているかどうか?
さて、昨夜は劇的な大逆転で勝った阪神タイガース!今日からの試合がますます楽しみになってきた。

