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緊急事態であらわれるリーダーシップ力。

 
コンサルテイング 業績アップ
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経営コンサルタント。上席コンサルタント。1998年に大手コンサルティング会社へ転職で入社以来20年以上にわたり、社員5名の小さな会社から東証一部上場企業までの住宅不動産会社を中心に業績アップコンサルティングに取り組む。これまで500社を超えるマーケティングアドバイスをもとに「長所伸展法経営」で成長に導く。「お客様がニコニコとあつまり、社員はイキイキと働き、社長はビジョンの実現にワクワクする」経営コンサルティングを全国で展開。社員の幸せを本気で考える社長と自らの可能性をひろげ世界を変えるリーダーを全力で応援、サポートします。

一昨日、トヨタ自動車の豊田社長が、自動車産業4団体を代表して、自動車工業会会長として緊急記者会見を行った。その動画を見ると、豊田社長の強いリーダーシップが感じられて、とても頼もしい。

今のような緊急事態、もしくは非常事態でのリーダーは何をしても批判や反対意見がある。例えば、東京オリンピックは1年後に延期されたが、それが決まると「1年後に本当に開催できるのか?2年後にすべきではないか?」といった声があがる。それで、もし2年後へ延期を決めていたとすれば、「2年も延期する必要があるのか?1年後でできるのではないか?選手のことを考えているのか?」といった声が必ずあがる。

どのような判断をしても必ず批判はである。そのようななかでも事態を好転させるための判断をして、前に進めていかなければいけない。そのときの批判や非難を飲み込みながら前に進むくらいでなければ事態はますます悪化する。

そういう意味では「無策」が最もいけない。

アメリカの今の状態はそのように見える。世界トップレベルの頭脳がもっとも集まる国、世界最強の軍隊を持つ国であるアメリカがそのような最強のリソースを活かした対策をとっているようには見えない。その最大の要因はリーダーシップにある。

さて、そのようななかで今回の豊田社長のリーダーシップは頼もしい。会見で何を話したかと言うと、大きくは3つある。

①医療現場のサポート

・マスクや人工呼吸器の製造

・隔離用宿泊施設1500室の用意

・感染者移送用車両の用意

②ファンド立ち上げ

・自動車産業を守る

③日本の人材や技術を守る

・マッチングを行う

個人的にはマスク製造をすでに行っていることに驚いた。自動車メーカーがマスクである。あえて金額で比べれば数百万円から数百円の商品製造への挑戦である。

常識で考えればやれない。きっとトヨタ社内でも反対があっただろうと思う。しかし、それでも断行する。これがリーダーシップである。ただ、なぜこのような決断ができるのか?そこには、本質的なことや企業として、あるいはトヨタとして何を大事にすべきなのかの判断軸や存在理由が受け継がれているからだろう。

豊田社長は会見で最後にこのような話をしている。

「私が生まれる前、終戦時の話ですが、戦争で人も減り工場も失ったトヨタは、それでもなんとか生き延びていくために、作れるものはなんでも作ったそうです。鍋やフライパンをつくり、更には工場周辺の荒地を開墾して芋や麦までつくっていました。

スバルでも、農機具や乳母車、ミシン、バリカン等、あらゆる生活品を作っていたとも聞きました。売るクルマがない販売店も、食器などなにかしら生活に必要なものを仕入れ人々に売っていたそうです。我々の産業には、生き残るための粘り強いDNAがあるはずです。なんとしても踏ん張って、生き残っていきましょう!」

生き残るためには、何でもする。そのための変化は厭わない。

トヨタはもともとは自動車メーカーの企業ではなかった。自動車の時代が来ることを読んで、新規事業として立ち上げたのが今のトヨタになっている。当時は、自動車をつくることに社内で反対があったのだと言う。

実際、私の父親はタオル製造工場を経営していたが、工場にあったタオルを製造するための自動織機に、「豊田自動織機」と書かれていたのを思い出す。

子供心に、「トヨタは自動車の会社だから、これは別の会社なんだろう。」と思っていた。

しかし、それは間違いだった。トヨタはもともとは自動織機を発明した会社だったのである。今も自動織機は製造をしているが、トヨタと聞けば自動車メーカーとなる変ぼうを遂げている。

何が起きても生き残ること、そのために変化を起こすこと。

これがトヨタという会社である。生き残るために何が必要なのか?何ができるのかを考え実行する。

これと同じように考えると、アメリカとはどういう国なのか?何を大事にする国なのか?また日本はどういう国なのか?何を大事にする国なのか?

それをもとに国のリーダーは判断をしてリーダーシップを発揮し、事を前に進めていく。

このように国のリーダーがそれぞれの歴史や強み、個性を活かした対策を進めることが、世界中を協力的にしていくことになっていく。

また、これは我々ひとり一人にも同じことが言える。

あなたが生きる目的は何か?何を大事に生きるのか?強みや長所は何か?

実は、今回のコロナ騒動はこのようなことを我々ひとり一人に突き付けているのかもしれない。

我々ひとり一人の強みや長所を活かして、できることを実行する。

今こそ、リーダーシップを発揮しよう!

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経営コンサルタント。上席コンサルタント。1998年に大手コンサルティング会社へ転職で入社以来20年以上にわたり、社員5名の小さな会社から東証一部上場企業までの住宅不動産会社を中心に業績アップコンサルティングに取り組む。これまで500社を超えるマーケティングアドバイスをもとに「長所伸展法経営」で成長に導く。「お客様がニコニコとあつまり、社員はイキイキと働き、社長はビジョンの実現にワクワクする」経営コンサルティングを全国で展開。社員の幸せを本気で考える社長と自らの可能性をひろげ世界を変えるリーダーを全力で応援、サポートします。

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