社員の成長を感じられているだろうか?

今年の新入社員も入社して半年が経とうとしている。たった半年ではあるが、入社した頃を思い浮かべると成長は感じられるだろう。もし、感じられないとすれば、それは本人の問題だろうか。会社に新入社員が育つ仕組みや環境がないからではないだろうか。
また、同じように他の社員を見た時にどうだろうか。みんなの成長は感じられるだろうか。入社して3、4年目の社員はどうだろうか?初めて管理職になったリーダーはどうだろうか?あるいは、ベテラン社員やリーダーはどうだろうか?幹部社員の成長は感じられるだろうか?
もし、誰も一年前と同じ仕事をしていて、そして成長を感じられないとすれば、きっと業績も変わらないか、下がっているのではないだろうか。
会社の成長には、社員の成長が欠かせないからだ。
では、なぜ社員の成長が感じられないのだろうか?それは、社員本人に原因があるのだろうか?あるいは、会社の仕組みや環境に原因があるのだろうか?私はその多くの原因は会社の仕組みや環境にあると考えている。社員が育つ環境がないために育ってこない。人は環境で変わる。自分自身が身を置く環境に大きく影響を受ける。
さて、では人が育つ環境には何があるのだろうか?
まずは、目標がある。会社のチャレンジングな目標があり、個人としても目指す目標がある。そして、それを意識しながら日々仕事をしている。社員はそのような目標を持っているだろうか?その達成に向けてチャレンジをしているだろうか?
次に、競争環境があるだろうか?お互いに切磋琢磨をして伸びていこうと刺激を与えあう環境があるだろうか?ライバルの存在があるだろうか。競争環境を上手につくりだすのも組織の成長には必要なこと。
他にはいかがだろうか。まだ考えれば出てくるだろうが、最も必要なことは会社が成長を目指すことである。そのために社長が会社を成長させることにチャレンジをすることである。トップがこれを持たない組織では、さすがに社員は育ってこない。プロ野球で優勝を目指さないチームがあるとすれば選手は上手くならない。また、強くなろうとしない高校野球チームでも選手は育たないのと同じ。
社長が会社の成長を目指さない。昨年と同じ成果を出せればよいと考えている現状維持では、社員も成長しない。それにも関わらず、成長を感じられない社員を見て、不平不満を言うのは可笑しすぎる。

