業績が伸びる会社と業績を伸ばす会社。(チェック済)

ネット企業やIT企業などライフサイクルが成長期の事業であれば、会社の業績が伸びていくというのは理解できる。しかし、新築の注文住宅事業や住宅リフォーム事業のような成長期が過ぎ、成熟業界では、業績を伸ばしにかからないと伸びないのではないだろうか。
そのために、いま業績を伸ばす住宅会社や住宅リフォーム会社の多くは、事業計画などで目標売上やビジョンを掲げ、それに到達するための戦略や戦術、採用を組み立てて経営を進めている。これは、業績が伸びるというよりも、業績を伸ばすといった方がしっくりくる。
ところが、数は少ないのだが、新築の注文住宅事業や住宅リフォーム事業で、目標を掲げて業績を伸ばすやり方ではなく、伸びる経営で成長する会社がある。ただ、売上100億円を超えるような規模にまではなっていない。しかし、10億円を超え、20億円に手が届くどころまでは成長している。しかも、しっかりと利益を出している。赤字になったこともない。
そのような会社の社長に、「ここまで成長をされてきているのですから、ここからさらに会社を大きく成長させていきましょうよ。」という話をしても、受け入れられない。それよりも、社長の私が目が届く範囲の経営、社員にあまり無理をさせない経営を進めていきたいと仰る。
私のコンサルテイングスタイルは会社や事業部を成長させていくことが前提。売上を伸ばし、生産性を高めて、利益を上げていく。そのために目標を掲げて、その達成に必要な計画を立て、戦略を組み立てて戦術をつくり、現場の社員の方と一緒になって実行を進めていく。売上を伸ばすコンサルテイングである。目に見える成果として半年、長くても一年で上げなければいけないと考えている。時間に余裕があるわけではなく、社長にはいつまでも待ってもらえない。当然である。
しかし、時にはそのようなスタイルではなく、売上の構造を変え、社員にも無理をさせるのではなく、どちらかと言うと今よりも働く時間を減らし、休みがとれるようにしたい。業績を伸ばしていくのは、このステップを踏んでからで良い。このようにお願いをされることがある。
もちろん、その実現のために目標を掲げて、必要なコンサルテイングを進めていくのだが、一方で、業績を伸ばすのではなく、業績が伸びる経営ができている理由に興味もある。
何をすれば業績が伸びていく経営になるのか。興味あるテーマなので、また気づきやルール化できたことがあれば、ここで紹介していきたいと思う。

