業績が伸びない会社で起きている事

業績が伸びない会社があった時、その理由はたくさんの事が挙げられる。ただ、ここで紹介することは、どの不振企業にも共通するのではないかと思う。
なので、もし今、このようなことが起きているとすれば、すぐに改善しなければいけない。特に、社員数が20~30名くらいの会社を想定して書いている。
まず一つ目は、「会議に人が集まらない」。会社では様々な会議が開催されるが、その中でも重要な会議だ。例えば、社長をはじめ営業部や施工部の責任者が集まって開かれる定例の幹部会議。あるいは、全社員が集まって開催される定例の全社会議など。
このような会議に社長が参加しなかったり、幹部社員が参加しなかったりしている。
会社をおこして社員数が20~30名くらいまで成長させてきた社長は忙しい。社内の仕事に加えて、情報収集のために外部セミナーや勉強会、あるいは会合に参加することも増えている。そのため、社内の会議に参加できないことが起きる。急遽、日程を変えると、他の参加者予定調整ができずに参加できない人が出る。
また、営業部や施工部のリーダーが前日や当日の朝になって急遽参加できないと言ってくる。その理由は、お客様の予定が入ったとか、施工現場へ行かなければいけなくなったという理由である。
重要な会議が、決められた人が決められた時間に集まって開催されていない。
このような事が社員数が100名を超えるなど大きく成長した会社でも同じように起きているかというと、決してそのような事はない。急に会議に参加できなくなったと言おうものなら、仕事ができない奴と烙印を押されるだけだ。
そして、二つ目は幹部社員の仲が悪いことがある。そして、社長はそのことに気づいていない。社長はそれぞれの幹部社員とはコミュニケーションをとっている。なので、問題はないと感じているのだが、案外、幹部社員間のコミュニケーションがどうなっているかが見えていないと感じることがある。
幹部社員の仲が悪いとそれぞれの部下はそれを感じているために、自分の上長と仲が悪い上長とはコミュニケーションがとりづらくなり、またその上長の部下ともコミュニケーションがとりづらくなる。
そうなってしまうと部署間のコミュニケーションに問題が生じる。それが、部署間のセクショナリズムになってしまうこともある。
これも解消をしなければ組織が大きくならない。一番の課題は、幹部社員のリーダーシップの発揮である。自らの意見を持ち、それを社長や他の幹部とも相談をしながら進められるようになることが必要。
これも大きな会社では当然のことになっている。
会社には、なんとなく「当たり前の基準」がある。例えば、社長が重要な会議に遅れるのは仕方がないだろうと社長本人だけではなく社員も思っている。また、会議よりもお客様の方が大事だろうと思っているなど。
しかし、それは会社の成長によって変わっていく。
「当たり前の基準」を変えていく事が、会社の成長になる。今の当たり前を当たり前と考えないことが会社の成長になる。

