最後があって、始まりがある。

春は別れと出会いの季節。子供の成長に関わっていると、そのことを実感する。子供の頃は、この時期になると別れと出会いを経験する。別れには寂しさがあるが、それが次の出会いにつながる。子供の頃は、そういうことを経験する制度になっている。
この春、息子が中学校を卒業して、高校に入学する。部活で野球部に入っていたのだが、その仲間ともお別れになる。特に、息子は小1から地域の野球クラブに入っていて、その頃からの仲間もいる。9年間一緒に野球をしてきた仲間とも、これで別れる。
その最後の練習、試合があった。中学野球部の3年生と下級生による試合。夏の引退後、久しぶりに見るユニフォーム姿。やはり、みんな大きくなっている。また、進路も決まり、久しぶりに仲間と一緒にできる野球だからだろう。みんな笑顔で楽しそうだ。野球が好きなのが伝わってくる。
こういう仲間とも別れなければいけない。
そして、その先に、今度は新しい仲間との出会いがある。そこで、また成長をしていく。そして、いつかまたきっと会う時があるだろう。その時に、お互いの成長を感じることになるのだろう。
それから親同士もこれで一旦お別れとなる。特に、小学生の頃の少年野球時代からのお父さんやお母さんとは長い付き合いだった。野球だけではなく、餅つき大会やBBQ、遠征合宿、審判教習に試合での審判、グランド整備などを一緒に体験してきた。忙しい日々を過ごすなかで貴重な休みで大変なこともあったが、今となっては良い思い出。
別れは寂しくもあるが、新しい出会いへつながっていると思うと、次へ向かうことができる。
子供からも新しい出会いをもらっている。これからもできるなかで、子供に寄り添いながら新しい出会いと寂しい別れを楽しんでいければと思う。
別れは出会いと共に。

