新規エリア進出こそ、大胆に!

住宅会社や住宅リフォーム会社が商圏エリアの拡大を狙って、新しいエリアに出店を行うことがある。このときの出店スタイルには大きく分けると2つある。
・試験を兼ねて小さく進出する方法
・初めから一番店になることを狙って大きく進出する方法
さて、どちらの方が成功する可能性が高いだろうか。
単純化させ過ぎるのは気を付けなければいけないのだが成功する可能性が高いのは、初めから一番店になることを狙って大胆に大きく進出する方法である。
大胆に大きくとは、例えば
・地域一番のモデルハウス棟数を誇る独立展示場をつくる
・地域一番の規模を誇るショールームをつくる
・超一等立地に地域一番の規模を誇る社屋をつくる
といったことだ。30万人以上の商圏人口エリアに進出をするのであれば、数千万円から億レベルの投資額になるだろう。
一方、試験を兼ねて小さく進出するとなれば、投資額は数百万円くらい。
また、意思決定者のマインドを考えると、大胆な投資をする会社は場合によっては社運をかけることになることもある。失敗は許されない。危機感をもって臨むことになる。一方、小さな投資額で臨む場合はどうだろうか。試験的な挑戦というところで失敗の可能性が高い。マインドにも違いがある。
さて、どちらの方が成功する可能性が高いだろうか。
住宅・リフォーム事業で業績を上げていくには、新規集客数の確保が必要になる。地域一番の実績を上げるには、地域一番の集客数がいる。そして、一番の集客を確保していくには、一番の集客施設がいる。ネット集客も増えているが、それには地域での髙い知名度がいる。集客施設にはそれを高める効果もある。
一番の立地に一番の規模を誇る集客施設やランドマークとなる社屋やショールームをつくる。
こういう展開をするとオープンからしばらくすると気づけば飛び込み来店のお客様が一定数来るようになる。また、その内容が良い。
私のご支援先企業で、新しいエリアへの進出時に、一等立地に一番の規模を誇る社屋兼ショールームをオープンさせた会社がある。オープンから1年経った頃から、毎月安定的に飛び込み来店が来るようになった。
そこは社屋兼ショールームであり、モデルハウスなどとは違ってふらっと立ち寄る施設ではないために、飛び込み来店されるお客様の質が良い。ほぼ契約となっている。このようなお客様が来るのは、そのための場所に、そのための店をつくっているからである。
試験的に小さな方法で進出をしていれば、このようなことにはならない。
新規エリアへ進出を検討する時は、試験的な進出と大胆な進出の両方を検討の上、決めたい。

