新入社員が育つ会社がしていること。(チェック済)

社員数が多い大企業と数十名の中小企業では新卒社員の育ち方は違ってくる。
大企業はこれまでに新卒社員が育つ環境や仕組みもあるので、これまでの方法で育成をしていけば定着していくが、中小企業は違う。
しかし、社員数十名の中小企業でも新入社員が育つ会社はある。初めて新卒社員の採用にチャレンジをした会社でも順調に育ち、そして定着もする会社はある。
一方で新卒社員の採用を続けているが、定着率が悪い会社もある。この違いはどこにあるのだろうか?
それを知るためには、「なぜ新卒社員を採用するのか?」について正しい答えを持つことが必要。
・社員数を増やして会社を大きくしていくため?
・人が足りないから?
・同じ業界の同じくらいの規模の他社もしているから?
いかがだろうか。このような考えであれば、新卒社員の定着は難しい。
会社は新卒社員を受け入れる時、一日でも早く成長してもらって戦略になって欲しいと願う。新卒社員の成長を中心に考えるが、実はそれでは片手落ちの状態で、大切なことを忘れている。
新卒社員に限らず、会社が人を採用する目的は、「組織の成長」である。従って、新しい人が会社に入ることで、その人の成長だけではなく、むしろ既存社員の成長が必要になる。
例えば、
・二年目社員にとっては初めての後輩で教え方を学ばなければいけない
・三年目、四年目社員となれば新人育成プログラムをつくり主体的に研修をまわし、講師をすることもある。
・若い社員にとっては新たなライバルの誕生でもある
・リーダーやマネージャーにとっては先輩社員に新入社員への教え方や関わり方を教えることも必要。
・また、組織を活性化させていくためのチーム編成を考えることもある
・ベテラン社員は若い人の価値観を学んだり、当たり前だと思っていたことに本質的な気づきを得たり、若い人との対等なコミュニケーションを学ぶ機会になる
このように新入社員を受け入れることで既存社員が成長する仕組みや意識があるだろうか。
これがある会社は新入社員が育つのはもちろん、全社員が新入社員を受け入れることで成長していく。これが、人が次から次へと育つ会社である。
新入社員を採用する会社ではなく、新入社員が育つ会社、もっと言えば人が育つ会社になるにはどうすれば良いか?
会社が大きく成長していくには組織の成長が必要となり、組織の成長とは全社員の成長である。
さて、新入社員が入社して3週間が経とうとしているが、社員全ての成長が感じられているだろうか。

