戸建てリノベーション圧倒的地域一番店への道。

需要があり、その割には競合会社が少ない戸建てリノベーション専門店事業。そのため、立ち上げ後から順調に受注が上がっていく。比較的強い競合会社の存在がなければ、すぐに一番店になることができる。
その点、競走が激しい新築注文住宅事業はそのようにはいかない。競合会社が多く、その中には大手ハウスメーカーも多い。そのため新商品の投入や新エリアへ進出をして、早期に受注を伸ばしていくのは簡単なことではない。
さらに言うと、戸建てリノベーション事業では一番店となってから、圧倒的な一番店になることも可能である。現状、戸建てリノベ事業の場合、シェア10%を一番店の基準と見ている。それが20%となれば、恐らく二番手企業とは売上2倍以上の差をつける圧倒的な一番となっている可能性が高い。
そうなれば、販促コストの費用対効果や契約率、平均単価も上がっていく。また、社員の採用もやりやすくなる。なぜなら、市場で注目され認知度が上がるからである。
ただし、このように圧倒的な一番店になるには、時間がいる。3年は必要だと思っている。そして、その3年の成長計画を3ステージに分けて戦略的に進める必要があると思っている。
(ステージ1)
一番の目的は受注数を増やす。そのためには必要であれば価格競争で勝つことも止むを得ない。つまり、粗利を減らしてでも受注をとりにいく。そのため、経費も可能な限り減らしながら利益を上げにいく。しかし、このときは利益率よりも受注数重視。まずは、地域の認知度を上げること。
(ステージ2)
粗利率アップに取り組む。戸建てリノベ施工に慣れていないと初めのうちは粗利率がぶれることがある。なかには、驚くほど粗利率が低くなる施工もある。そのような施工をなくすことはもちろん、業務フローを整備して、粗利率を確実に30%確保できるようにしていく。
(ステージ3)
積極的な広告展開を仕掛ける。ステージ2のときでも、すでに必要な集客数は確保できている。そこで、それ以上の売上増を狙うには、人員増を図ってからと考えてしまうが、その順序は違う。新たに人を採用する前に、集客増を図りにいった方が受注が増えるのはもちろん、新しく入社した人の成長も早い。
ステージ2で増えた粗利額で、営業利益を伸ばそうとするのではなく、広告費に向けていく。あるいは、人員増を図ってから集客を増やすのではなく、集客を増やしてから人員を増やすように考える。ここで、大事なのは広告投下量で圧倒的一番になることだ。
売上で圧倒的一番になるには、まずは効果が高い広告の投下量で圧倒的一番になることである。
圧倒的一番となれば認知度が上がり、自然来店や紹介が増えていく。安定受注と高利益が実現できるようになる。そうなるには3年くらいをかけた戦略的な展開が必要になる。

