成長とは何をすることなのかを考える。

成長とは今とは違う存在になること。私はそう考えている。
例えば、会社が成長するとは業績を伸ばすことになるのだが、それは今とは違う会社になることでもある。仮に今の社員数が30名で目指す売上目標に必要な社員が100名だとする。そうすれば、社員数30名と100名の会社では同じ会社でも違う会社になっているはずだ。
また、これは個人でも同じ。例えば、受験生の場合を考えてみよう。目標とする学校に合格することを目指して勉強する。そして、無事合格した時は以前とは学力は違っているはずだ。
営業社員でも同じ。簡単には達成できそうにない目標を与えられて、それに向けて努力を続けた結果、なんとか目標をクリアすることができた。そのときは、目標を目指し始めた頃とは違った自分になっているはずである。
このように目標を掲げて成長を目指すことは、違った存在になることと言える。そして、そのために何が必要となるのかを考えれば、「変化」である。目標達成に近づくために違う自分に変化しようとすることが、成長を目指すときの姿である。
しかし、今のまま、変化をすることもなく、成長しようとしていることがある。私にも思いあたるし、他の人や仕事を通じて出会う会社を見ていても思い当たることがある。ただ、そのような人や社長も口では成長したいと言っている。
矛盾を起こしている。
成長はしたいのが、今のやり方や考え方を変えようとしない。今のまま成長したいと考える。しかし、成長とは変化することだと考えれば、それは成長ではない。今のままいることは、成長ではない。
変わることが、成長である。
よく言われることが、日々改善の重要性。もっと良いやり方があるのではないか。もっと上手な方法があるのではないかと考え、新しいやり方を取り入れる。そして、駄目だと思えば辞めて、また新しい方法を取り入れる。
改善力がある会社や人は成長力もある。
変えることは決して大きなことや大胆なことである必要はない。日々改善をする多くは小さな改善である。「ちょっと変えてみようか。」、「新しい方法をちょっと試してみたいんだけど。」と、上手くいくかどうかは二の次で、やってみることを大事にする。
改善力こそ、成長力である。

