恐れと挑戦。(チェック済)

注文住宅会社が住宅リフォーム事業を立ち上げるのは、これまで培ってきた新築ブランドを損なうことになるのではないか?
これまで何度も失敗をしているにも関わらず、コンサルタントに入ってもらうのではなく、自分たちでやっていきたい。
いづれも注文住宅会社を経営する社長のコメントである。
今、この会社はコンサルタントを雇い、そのアドバイスによって何度目かの住宅リフォーム事業を立ち上げて、業績を伸ばしている。成功している。
今思えば、もっと早くコンサルタントに依頼をすれば良かった。何度も失敗を重ねていたので、しばらくは諦めていたが、もっと早く立ち上げれば良かったとその社長は言うのだが、やはり、その時には「恐れ」があったのだろう。
なぜ、このような「恐れ」を持ってしまうのか。これがなければ新しいことに積極的にチャレンジできるようになるはずだが。
そこには、失うものがあるからもしれないと思う感情があるからだろう。
そのため創業社長よりも、二代目、三代目と事業承継してきた社長や、事業歴が長い会社の社長に「恐れ」を抱く人が多いように思う。守りたいものが大きくなっているから、創業者とは違う感情が起きるのだろう。
しかし、会社を成長させていくことを考えた場合、新しい挑戦は欠かせない。そのときに「恐れ」があるために挑戦ができないのは、会社を衰退に向かわせる。
「恐れ」を抱くのは、これまでの体験してきたことや知っていることのなかだけで考えているからだけかもしれない。これまでに成功体験がないことや未体験のことに恐れを抱くのは当然だ。しかし、それを乗り越えなければ新しい成功を体験することはできない。
そこで必要なのは、成功している人、うまくやっている人を知ることだ。会社であれば、業績を伸ばしている会社を知ることだ。
恐れを乗り越え、成功していくためのヒントを、自分の中だけで探すのではなく、外から探す。
それを舩井幸雄さんは「勉強好き」と言い、「モデルを探す」と言った。これらは自分自身の「恐れ」を克服するためのものである。
何かに恐れを感じる時は、上手くやっている人はどのようにしているのだろうか?その人から学ぶにはどうすれば良いか?と考え、行動を起こすことで、新しい世界が見え、挑戦する勇気もわいてくる。

