庭の草抜きを家族で楽しむ。

我が家には広めの庭があるのだが、そろそろ草抜きの季節になってきた。
放っておくと大変なことになる。骨が折れる作業ではあるが、誰かがやらなければ荒れ庭となってしまう。我が家では奥さんが頻繁に手入れをしてくれているので助かっている。
昨日はお休みだったので、今年初めての草抜きをした。この季節の草はまだ量も少なく、そして、抜きやすい。これが夏が近づくと、量も増え、草も丈夫になり、乾燥もしてくるからだろう。簡単には抜けなくなってくる。
また家族で和気藹々と1時間ほど草抜きができたのは、まだ暑すぎることなく、蚊にかまれることもなく、季節が良いこともある。
それも、夏が近づくにつれて変わってくる。それでも、草は抜かなければいけない。
そこで、もう5,6年前くらいか、長女が小6で、息子が小2くらいの頃だったと思うが、草抜きを手伝いたがらない年ごろのことだ。何度、誘っても暑がるし、蚊にもかまれるのを嫌がっていた。
どうすれば良いかと考えた時に、「競争環境をつくりだす」ことを思いついた。
まずは庭を四等分にする。そして、家族4人が草抜きをする担当エリアを決める。さらに、いつまでに草抜きを終えるかといった期限を決めて、みんなで取り組んだことがあった。
我が家の草抜きレースだ。
これが思いのほか、子供たちの草抜き魂に火を付けた。特に、長女は一生懸命に草抜きを始めるようになった。自分の担当エリア、そして競争という環境で行動が変わった。
草抜きをしようと誘わなくても、自分からできる時間をつくって、励んでくれた。結果、期限が来たときの庭がきれいに草ぬきがされた状態になった。
あらためて上手な競争環境づくりで人が動くことを学ぶ体験になった。
しかし、その後、この方法が通用することは二度となかった。なぜなら、その草抜きレースが終了したときに、なぜこのようなことをしたのか?そして、その結果、どうなったのかを子供たちに解説をしてしまったからだ。
子供たちにすれば、上手に動かされたと感じたのだろう。それからは、同じ手が使えなくなった。
意図が見えてしまうと、人は動かなくなる。これも大切な学びになった。
そして、今はそのような手を使うことなく、草抜きをしようと声を掛け続けている。そして、時々は手伝ってくれている。

