常に、一番を狙う。

船井総研には、「力相応一番主義」という言葉がある。
この言葉を、例えば、我々のコンサルティング姿勢の中で使うときは、次のような意味になる。「競争が激化するほど、お客様は一番にしか集まらなくなる。ご支援先が商圏内で何の一番になるのか、それは自社の力に相応かを見極めながら、最適なマーケテイングを展開していく。多くの計画書や報告書は美しいが実現不可能な場合があるが、船井総研では、ご支援先に応じた計画を提案、その実現までをお手伝いする。」
力相応に一番を狙うと聞くと、無理をせず自社の力に合わせて展開していくという弱い印象を抱くかもしれない。しかし、この言葉には、強者となった会社は強者として積極的にさらに大きな一番を狙っていくという意味もある。今の状況に満足することなく、常に一番を狙っていくということだ。
それほど、一番を狙うことを大事にしている。これは、創業者である舩井幸雄さんからの教えである。
常に、一番を狙うので、新規事業を立ち上げる時も、初めから一番を狙う計画を立て、実行を進めていく。もちろん、立ち上げて、即一番になることはない。しかし、何年後には一番になるという計画を立て、常にそれを意識しながら実行を進めていく。
目指すは一番なのである。
高校野球でいえば、まずは小さなエリアで優勝を目指し、そのエリアを大きくしていく。そして、県大会での優勝を目指し、代表として甲子園に出場する。そこまでの実力がつけば、今度は甲子園での優勝を目指す!といったように、初めは小さいなかで一番を目指し、それを大きくしていく。
変わらないのは、常に一番を目指すということ。
では、これほど一番にはこだわる理由は何なのか?それは、世の中が一番を中心にして、まわるからである。集客も、採用も、取引業者も、すべて一番を中心にして動く。その結果、業績も上がりやすくなる。お客様へのコストパフォーマンスも高くなる。社員の給料も高くできるようになる。給料の他にも、充実した福利厚生を用意できるようになる。
また、一番企業がより高い志を持ち、経営を進めることで、地域社会や関わる人々に良い影響を与えるようになる。つまり、志が高い一番企業が増えることは、社会全体の幸せが増えることになる。
そこまでを考えて、その会社だけのことだけではなく、もっと広い世界のことを考えて、舩井幸雄さんは一番にこだわったのではないかと思う。だから、私もご支援先には、常に一番を狙っていただくことを大事にしている。

