専門店パワー。

大阪には全国的に大人気の豚まん専門店がある。
それは、「551 蓬莱」。
大阪人の多くは子供の頃から馴染んでいる味。私も子供の頃から家族で難波へ行くことがあれば必ず親は買ってくれたし、我が家の子供たちも小さい頃から大好き。
そして、新大阪や大阪空港に551蓬莱のお店があるが、いつも行列になっている。全国から来た人がお土産で買って帰る。
同じような専門店として、美味しい小籠包専門店も大阪にある。
小籠包専門店とは言え、多くのお店は小籠包だけではなく、他のメニューも多く揃えるが、この店は551蓬莱のように小籠包以外のメニューは限られている。
正真正銘の小籠包専門店。小籠包は蒸して食べるのが多いが、この店は焼いた小籠包をだしている。お店の名前は弄堂。この店もいつも行列をつくっている。
551蓬莱と同様、その日分の数がすべて出てしまうと売り切れとなる。また、目の前で調理をしているのも551蓬莱と同じだ。
専門店はその一品で勝負する。他のメニューを揃えたとしても限られたメニュー数に絞り、全体売り上げの8割はその一品で上げる。そして、価格はお得感が感じられるものにする。551蓬莱の豚まんも弄堂の小籠包も安い。そして、テイクアウトできるようにして、店内飲食だけにしない。551蓬莱はテイクアウトのみ。弄堂の売上もおそらくテイクアウトが7~8割になるのではなっているのではないかと思う。
一品勝負なのでその商品へかける情熱やコストダウンといった商品開発力が他店よりも突き抜けられること。
店内飲食だけではなくテイクアウトを導入することで販売戸数を増やすこと。
より良い(美味しい)物を、より安く。そして、手軽に買える。
2つのお店に共通することだ。
繁盛する専門店とは一品に磨き込んだ商品を持ち、そして、売り方は客数を増やす方法をとる。
強い商品力 = 負けられない勝負に挑む情熱をかけた商品開発力/材料もオペレーションも揃えることによるコストダウン力
客数を増やす売り方 = 総合店はやっていない方法を取り入れる
繁盛する強い専門店には、売上と利益を上げる専門業態のヒントが詰まっている。

