売上アップの好循環サイクルをつくる。

戸建てリノベーション事業でも、注文住宅事業でも、お客様と出会ってから契約をいただくまでには一定の日数がかかる。また、契約をいただいてから着工し建物が完成するまでにも一定の日数がかかる。さらには、新しく出会ったお客様の中から契約をいただけるのも一定の確率がある。
これらの日数や確率が一定化できるようになると売上アップの好循環サイクルをまわすことができる。もちろん、日数は長すぎると業務量があまりにも多くなりすぎてしまったり、資金回収も遅れ、経営が成り立たなくなる。また、確率も低すぎると経費が多くかかり過ぎてしまい利益がでなくなる。そのため、利益がでるように日数はできるだけ短く、確率はできるだけ高めなければいけない。
それが実現できるようになると上半期を終えた時点で今期の完工売上目標を達成し、下半期では来期の目標に向けて走りだせるようになる。今期よりも来期は売上目標は上がっているので、下半期の受注ペースは上げていくことになるのだが、それに必要となる集客活動や見込み客づくり活動は上半期の後半から仕掛けていく。また、そうなると客数が増え、業務量も増えることになるので、人員も増やすことになる。その時も好循環サイクルが廻っていれば積極的に採用活動ができる。
上半期を終えたときに今期の完工目標は契約ベースで達成し、今後の契約見通しを考えようとしたときに申込客がいること、さらに今後の申込客となる新規の見込み客を確認したときに来期の目標達成に必要な案件が続いていること。このような見通しが立っていると好循環サイクルができつつあると考えられる。
まずは、このようなサイクルがまわるように仕組みづくりやマーケテイングの展開を進める。どうすれば見通しが立てられる好循環サイクルがつくれるのか。
そして、このようなサイクルが出来上がってくれば、新たな仕掛けを積極的に展開し、事業部として拡大に向けたチャレンジを進める。人員の確保、エリア拡大、出店といったことになる。そして、より精度が高い好循環サイクルをつくっていく。
戸建てリノベーション事業の場合は、立ち上げてからこのような状態をつくるまでには2~3年はかかるだろうか。そして、複数店を構えてより大きな組織で好循環サイクルをまわすようになるには4~5年はかかるだろうか。このときには地域一番店となり、堅実な成長を目指した経営となる。
まずは1拠点で好循環サイクルをつくることが重要。

