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価格帯を下げることはできても、上げることは難しい。

 
コンサルテイング 業績アップ
この記事を書いている人 - WRITER -
経営コンサルタント。上席コンサルタント。1998年に大手コンサルティング会社へ転職で入社以来20年以上にわたり、社員5名の小さな会社から東証一部上場企業までの住宅不動産会社を中心に業績アップコンサルティングに取り組む。これまで500社を超えるマーケティングアドバイスをもとに「長所伸展法経営」で成長に導く。「お客様がニコニコとあつまり、社員はイキイキと働き、社長はビジョンの実現にワクワクする」経営コンサルティングを全国で展開。社員の幸せを本気で考える社長と自らの可能性をひろげ世界を変えるリーダーを全力で応援、サポートします。

住宅会社がこれから5年、10年を考えたとき、どのような成長戦略を描いていくのか?

今の商圏に対して、今の商品でシェアを上げていくのか?これはあまり大きな成長は描けないが。それとも、出店をしてエリア拡大を図るのか?

これは今の客層を変えないで進める展開になるが、客層を変えていくこともできる。しかし、この時にいま主力にしている客層によって、展開の内容が違ってくる。そして、それは大きくは2つの違いがある。いま主力としている客層が低価格帯なのか、それとも高価格帯なのかの違いである。

住宅会社の場合、低価格帯とされるのは、いわゆるローコスト住宅や規格住宅と言われるところ。建物価格は1500万円以下であり、客層の年収は300万円台。

こういう会社の場合に考えられる事業展開は、今の低価格帯商品による積極的な出店でのエリア拡大戦略。それから中古住宅の仲介事業をしながら、そこにリフォームをセット提案していく中古リノベ事業。そして、低価格帯の建売事業と中古再生事業。このような事業展開が考えられる。

これらは事業内容は違うのだが、客層は年収300万円台であることが同じ。客層を変えていない。

一方で、高価格帯の注文住宅事業の場合は違ってくる。建物価格は2000万円以上で、客層の年収は400万円台以上で、500~700万円くらいが中心になる。

このような会社の場合は、今の高価格帯商品による出店に加えて、価格帯を下げた展開もできる。建物価格が1500~2000万円の中価格帯事業、そして、1500万円以下の低価格帯事業である。そして、低価格帯においては、建売事業、中古リノベ事業、中古再生事業といった展開もある。

この場合は高価格帯から、価格帯を下げている。では、同じように低価格帯から中価格帯、高価格帯へ上げていく展開もあるのではないか。確かに、違う客層を狙っていくという意味では同じなのだが、髙→低と比べて、低→髙は難しい。実際、髙→低の展開で事業拡大を成功させている事例は多くあるが、低→髙で上手く成功させている事例はきわめて少ない。

価格帯は、下げるのはできるのだが、上げるのは難しいことを表している。

但し、エリア拡大は低価格帯はひろげていきやすいが、高価格帯になると難しくなる。低価格帯事業の方が再現性が効きやすいからだ。

このように今の主力事業がどの客層をターゲットにしているかによって、これから5年、10年の展開は変わり、目指す事業体が違ってくる。

より早く、より遠くまで成長していくには、適切な事業戦略を描くことも大事になってくる。

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経営コンサルタント。上席コンサルタント。1998年に大手コンサルティング会社へ転職で入社以来20年以上にわたり、社員5名の小さな会社から東証一部上場企業までの住宅不動産会社を中心に業績アップコンサルティングに取り組む。これまで500社を超えるマーケティングアドバイスをもとに「長所伸展法経営」で成長に導く。「お客様がニコニコとあつまり、社員はイキイキと働き、社長はビジョンの実現にワクワクする」経営コンサルティングを全国で展開。社員の幸せを本気で考える社長と自らの可能性をひろげ世界を変えるリーダーを全力で応援、サポートします。

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