会社のなかでの誕生日の扱いについて。

私は30代後半で気づいたことがある。それは、メンバーの誕生日を大切にすると、チームの雰囲気が良くなるということだ。
正直、それまではそのことに気づいていなかった。なぜ、30代後半でそのことに気づいたのかというと、当時の私のグループメンバーに女性コンサルタントが何名か配属されたことがきっかけだった。
彼女たちがメンバー全員の誕生日をカレンダーで共有し、そして、誰かの誕生日がくると全員で祝うことを始めた。その頃の私には思いつかないことだった。それが、グループ内の雰囲気を良くしていた。
私自身のことを言えば、自分自身の誕生日はもちろん、それほど重きをおいていないように思う。もちろん、お祝いの言葉をいただいたり、祝っていただくのは嬉しい。
ただ、家族とはお互いの誕生日を祝うことはしているのだが、それ以上にあまり大げさなのは気が引けてしまう。私がそのような感じなので、勝手に他の人もそのようなものなのだろうと思っていたのだと思う。
30代半ばくらいまでは、一緒に働くメンバーの誕生日を祝うようなことはしていなかった。
仕事だけの関係だと組織の関係性はそれまでのものになる。そこに、個人的な人間関係をつくっていくことが、柔軟で協力的な組織をつくっていく。
考えてみれば、そのためにメンバーの誕生日をお祝いするのは貴重な機会である。
また、ある住宅会社では社員が入社した日を祝う「入社バースデイ」を公式な毎月の会議で祝っていた。「入社●年目、おめでとう!」と言って、その社員の一年をDVDにまとめて花束とともにプレゼントすることをされている。
その場の空気は暖かく、また感謝にあふれたものとなる。
「誕生日」。
誰かの誕生日をお祝いすることがきっかけとなって、会社や組織が変わっていく。
そんな日なのだと今は思っている。

