会社で方針を掲げる意味。

多くの会社で仕事始めを迎えている。そこで、年始の行事として、今年の会社の方針を発表する社長も多い。「今年は、〇〇〇という方針でいく。」と言うように。
会社の業績で大事なのは、「連続性」である。経営は一年で終わることはなく、永続的に続く。区切りとして1月ー12月の一年間や決算期間を設けたりする。永続的に続けていくために区切りを設けて、心機一転しながら続けていく。
年によっては守りに徹しなければいけない時もあれば、攻めに転じる時もある。そこに、連続性があることが永続的な成長につながる。また、10ケ年ビジョンや中期経営計画として3ヶ年計画を立てるのも、経営に連続性を持たせるためである。
さて、方針で大事なのは、その方針のもと社員が団結して進んでいく事である。そのためには、社員がその方針に納得するだけの説得力がいる。その方針どおりに進めていけば、会社の成長や業績につながり、自分たちの仕事のやりがいや達成感、成長にもつながると思えなければいけない。
社員が納得しない方針ほど、無駄なものはない。では、どうすれば社員が納得する方針になるのか?
そこには、実績がいる。会社や社長が掲げた方針どおりに進めたことで、成果が上がった実績がいる。そのため、掲げた方針に対しての成果を確認することが必要。また、そこに連続性も生まれる。
今年、新たな方針を発表するときは、
なぜ、そのような方針を掲げるのか?
それは、昨年の結果に対して、今年はどのような成果を上げようとしているのか?
ここに連続性が生まれる。
さらに、
昨年は掲げた方針に対して、結果(成果)はどうだったのか?思うように上げられたのか?あるいは、上がらなかったのか?
このような昨年に対する振り返りもする。
つまり、方針の発表では昨年、あるいはこれまでの方針と結果の振り返りをしながら、新たな方針を発表する。結果を上げていることが前提となるが、このようにして新たな方針を発表することで、方針の説得力が高まり、方針を掲げる意味が生まれる。
掲げた方針に対して、結果を振り返り、社員と共有することは、方針を掲げた社長にとっては緊張するものかもしれない。掲げた方針がどうだったのかを検証することになるからだ。
しかし、緊張感のない方針ほど無意味なものはない。緊張感がある方針となってこそ、成果につながる。方針は会社に期待やワクワク感を高めるものであると同時に緊張感もあるものでなければいけない。

