仕事が早い人が持っているもの。

私はこれまで社内、コンサルテイング企業先を中心に多くの人と仕事をしてきた。そのなかには、仕事が早いと感じる人もいれば、反対に遅いと感じる人もいた。
船井総研には、「即時処理」という言葉がある。たとえ小さな仕事であっても先延ばしをするのではなく、すぐに着手することを教えている。それが、仕事のスピードを速める。このように仕事が早い人はそのスキルももっている。これはなるべく早くに身に着けた方が良い。
今年も8月になり今春入社した新入社員も社会人として4ケ月を過ごしたことになる。4ケ月は社会人生を思うと短いと言えるが、すでに仕事のスピードでは差がつき始めている。4ケ月もあれば十分にそのスキルは習慣として身に着けられるから。
例えば、仕事が早い人は一緒に企画書や報告書、セミナーのテキストなどの作成を検討しているときに色々と質問をしてくる。打ち合わせ段階で質問をしてくるのは、仕事の完成イメージを持とうとしているからだ。なかには、作成資料の完成イメージを手書きで表現しようとする。
自分の中でその資料が完成したときのイメージを持ちながら、打ち合わせでの話を聞き、考えている。だから、質問がでる。一方、仕事が遅い人は、打ち合わせ中の話を聞いているだけ。完成イメージを持とうとしていない。だから、質問がほとんどない。こういう人は仕事の内容や指示を聞いた後、完成イメージをはじめ作成ステップを考え始める。
ここで仕事が早い人と遅い人の差がつく。そして、仕事が遅い人は打ち合わせが終了してから何度も質問をしてきたり、資料作成も何度も修正をすることになる。
仕事が早い人は打ち合わせ中から仕事の完成イメージを描きながら話を聞いている。そして、その完成イメージが合っているのかを確認するために、そのときに質問がでる。ただし、新入社員が入社して4ケ月と言えば、まだ初めての仕事が多い。だから、仕事の完成イメージを描こうとしても未経験であるために想像で話すしかない。その完成イメージを考えながら話したり、質問をしたりするので的外れなことも多い。それは仕方がない。
だから、アホな質問をしてくると感じることも多いはず。ただし、時にはそういうなかには本質的で答えに詰まることもあるが。
いづれにしろ仕事が早い人は、以上のような聞き方をしているために質問が多い。それも、こんなこと聞いて良いのかなと思うことなく、恥ずかしがらずに質問をする。
私が思う仕事が早い人の特徴は、打ち合わせ中から恥ずかしがらずにたくさんの質問をしてくることにある。そして、私自身もこのことを意識して仕事をするようにしている。

