人の話をしっかり聞ける人になる。(チェック済)

人の話を聞くことの難しさを今になっても度々思う。特に、家族など身近な人の話を聞くのが難しい。
コンサルテイングでご支援先の社長の話は聞けるようになってきたと思うが、その会社の社員の話となると少し怪しくなってくる。
また、一緒に船井総研で働くメンバーの話もしっかりと聞けているかと問われると、あまり自信がない。
その中でも、最も難しいのは家族だと思う。最も身近にいる存在だからなのか、そこには甘えもあれば、必要以上の期待もあるからなのか。話を聞くのが難しくなる。
人の話を聞くとは、いざ話を聞くよと正面に座って、時間もとってすることだけではない。むしろ、そのようにして話を聞くことよりも、日ごろ生活をする中で、相手が何か言おうとしているとき、あるいは何かを言いたそうにしているとき、また、自分だけが言いたい事を言っている時。このような時こそ、人の話を聞く事が大事なようだ。
いやいや、私は家族であれ、誰であれ、人の話はちゃんと聞いているよ。
そう思うかもしれない。ただ、それはどれぐらいのレベルだろうか。聞くことと比べると、話すチカラは分かりやすい。自分の話すチカラはどれぐらいなのか?上手な人を見れば分かる。そして、上手くなるためにはどうすれば良いか?それも知識や情報を集められる。
しかし、自分の聞くチカラはどれぐらいのレベルなのか?となれば、難しい。
達人レベルなのか?それとも子供レベルなのか?
聞くチカラは主観になりやすい。だから、レベルが分からない。
このような聞き方をしていないだろうか?
「相手の話を自分が聞きたいように聞いている。」、「相手が何を言おうとしているのかを決めつけて聞いている。」、「自分が期待している相手になるようにして話を聞いている。」など。
このようなことに思い当たる節はないだろうか。
過去の相手でも、未来に期待する相手でもなく、今のその人を見て、その人は何を考え、何に悩み不安に思っているのか?あるいは、何をやりたいと思い、希望を抱こうとしているのかを考えながら、今のその人の話を聞けているか。
人は変わる。それは自分のことを思えば分かるだろう。昨日、考えていたことや悩んでいたこととは違うことを今は考えるようになっているなどは、よくあることだ。
しかし、相手はこれまでの自分や相手が勝手に期待する自分の姿を見て、話を聞いていると感じた時、自分はどう思うだろうか?
「分かってくれない。」
きっとそう思うのではないだろうか。それが続くと、あの人は話を聞いてもらえないし、私のことは分かってくれないとなる。信頼関係がなくなっていく。
人の話を聞くとは、それほど難しいものであり、力がいるものである。毎日の修行が必要なものだ。
まずは、人の話を聞く事は、簡単な事ではなく、話す以上に難しいものであること。そう認識をすることが、人の話を聞くチカラを付けていく一歩目ではないだろうか。

