世界を変えるビジョンを!

私の息子は幼いころから野球が大好き、そして、夢はプロ野球選手。小学校の卒業式で、卒業生が一人ひとり順番に先生や親、生徒の前で、将来どういう人になりたいかを宣言したのだが、そこで息子は大きな声で大リーガーになりたいと言い切った。
周囲がどういう反応をしようと本人だけは強く願っているのが、伝わってきた。今も中学校の部活で野球部に入り続けているが、野球には強い思いがあるので、上手くなるため、そしてチームが強くなるために自分なりに色々と情報を集め、勉強をしている。
野球については私は素人でもあるため、何も教えられない。しかし、本人の意識が高いために色々と調べ考えている。時々、私が感心することを言ったり、ノートに書いたりしている。これはすべて息子が自分の夢があるからこその行動。好きなものがあると、こんなにも意識が高くなるものなのかと驚くほどだ。
夢のチカラは大きい。夢に向かいながら、その人の世界は変わっていく。
さて、これと同じことが社長にも言える。会社を取り囲む世界を変えるには、会社が変わっていく必要がある。そこには、会社の目標がいる。もっと言うと、会社が目指す夢がいる。これをビジョンと言ったりする。会社のビジョンを掲げるのは社長だ。社長がワクワクするビジョンや目標を会社の夢として掲げているか?
本音でこっそりと思っていることはないか。自分だけの秘め事のようにしている夢はないか。それが、社長がワクワクする夢であれば、私は自分だけの夢にするのではなく宣言をした方が良いと思う。
社長がワクワクしていないものは、社員もワクワクしない。
手帳やノートにこっそり書いている会社の目標やビジョンはないか。
それは今から見れば、遠い先に見えるかもしれない。野球好きな小学生が大リーダーを目指すように。しかし、間違いないのはそれを宣言して目指すことで、その少年が見る世界は変わるということ。会社であれば社長だけではなく、社員全員が見る世界が変わることになる。結果的に会社が変わる。
遠く感じる目標でも全然構わない。大事なのは社長が目指したいと思えるビジョンを掲げることだ。
あの時は遠い先と思えたビジョンが10年経った時、随分と近づいたと感じられるようになる可能性は高い。10年で実現している可能性もある。しかし、それは10年前にそのビジョンを掲げなければ決して叶うことはない。
私の息子も大リーガーを目指さなければ、10年後に大リーガーになることは絶対にない。
ビジョンを掲げるとは、どういう意味があるのか?本質的な目的は何なのか?
私はその人や会社をチャレンジングにさせることにあると思っている。それが世界を変える。

