ルーテイーンから見えること。

私は週末になると、およそ同じ時間帯に、同じコースをランニングしている。週末のルーテイーンになっている。
それで、先日はたまには気分を変えて走ってみようと思い、いつもと同じコースを逆に走ってみた。そうすると、不思議なのだがいつもと同じコースが全然違ったコースに感じられた。
ペース配分が分からなくなり、危険を早くに察知しようとして危機感も高まり、確かに新鮮な気持ちにはなるのだが、いつものようにリラックスして走れなかった。
そして、途中からはいつもと同じ向きを走り始めたら、気持ちが変わった。安心しながら走れるようになり、思考も過去や未来などへひろがった。逆向きで走っているときは、思考のひろがりはなく、今に意識が向いた。
同じコースを走るときも、いつもと同じルーテイーンとして走るのと、いつもとは違うことをするのでは感じ方が違う。
ルーテイーンは安心感を与え、思考を柔軟にし、ひろがりを持たせる。
その翌週は同じ時間帯に同じコースを走ってみた。いつものルーテイーンランである。そうすると、今度はいつもとの違いが感じられた。
今日はいつもより走る人が多い、家族連れで遊びに来ている人も多い、木々の葉っぱが茂りはじめた、花が散った・咲き始めたなど。小さな変化にも気づく。
ルーテイーンは安心感を高め、思考をひろげたり、集中力を高めることと、いつもとは違う小さな変化に気づけるようになる。
夜寝る時間と朝起きる時間だけでも、同じ時間にすれば、目覚めに違いが感じられるようになる。そして、スッキリ気分よく目覚められたときも、逆に瞼が重く感じられるようなときも、その原因は何なのかと考えられるようになる。
前の日の過ごし方や寝るときに行ったことなどに、いつもとは何か違うことをしたのか、など。これがバラバラの就寝。起床時間だと分からない。
ルーテイーンがあると、それを続けることで見えること、感じることがあるのと同時に、あえてルーテイーンを外すことで見えること、感じることもある。
ルーテイーンがある生活を。

