リモートワークやワ―ケーションで変化するリアル体験。

以前は、月の休みは数日、また何日かは徹夜もする、そして、全国を出張でまわる移動と宿泊の連続。常に睡眠不足を感じながら仕事をしていた頃は、ご支援先の社長からよく言われていたことがある。「味園さん、仕事ばかりをしていてはダメですよ。社会や世の中で何が起きているのか?消費者は何を感じているのか?マーケテイングに必要なことが分からなくなりますよ。遊ばないと・・・。」のようなことだ。
その頃は、まだSNSもなく、ネットのコミュニケーションはメールだけという時代だった。今から思えば生活の中でオンラインで過ごす時間は限られており、ほとんどは私が実際に見たり聞いたり触れたりするリアルな時間を過ごしていた。
それが特にコロナ禍になってからはオンラインで過ごす時間が増えている。SNSも盛んになり、私も気が付くと触っている。また、仕事では多くのコミュニケーションツールが登場し、ご支援先に行けなくても、あるいは仕事仲間と会えなくても仕事はできるようになった。
部屋にいながら仕事ができる。気が付けば一日部屋のなかで過ごしていたということもある。オンラインで人と話し、会議もしているので、それが今の時代のリアルな体験なのかもしれない。しかし、感じることや物思いにふけることがない。また、人と話していても頭の中では発想がひろがるという感覚も少ないように思う。
そういう中で登場をしてきたのが、「ワ―ケーション」。workとvacationをつねげた造語だ。どこか旅行先へ行き、そこで過ごしながらオンラインで仕事をする。そして、その旅行先で観光をするだけではなく、地元の暮らしに触れる。地元の人と話したり、集まりや行事に参加したりなど地元の暮らしを体験する。この旅行先でリアルな体験をすることにワ―ケーションの意味があると私は考えている。
ただ、旅行先の部屋で仕事をするだけでは意味がない。また、普通の旅行のように美味しいものを食べ、観光をするだけでもあまり意味がない。その地の暮らしを体験すること。それがリモートワーク時代のワ―ケーション。
それによって、自分自身の価値観をひろげる。それが発想をひろげていく。仕事にも、人生にも活きる。
そこで、考える。私の今の仕事に活きるワ―ケーションをするとすれば、どこに行けば良いのだろうか?単に、多くの人に人気がある観光地やバケーション先に行く事ではないような気がする。
どこで、どのような暮らしをするのが良いのかなぁ。

