モノがあふれ選び方が分からない時代に求められていること。

私は社会人になった頃から、ほぼ毎晩お酒を飲み続けていた。父親が晩酌の習慣があったので、大人はそういうものだと思っていたのだろうか、これまで約30年、晩酌を続けていた。
それが、いきなり二週間前にやめた。痛風を発症したときとフルマラソンに出走するときは1ケ月ほどお酒を飲まないことはあったが、そのようなことがなく、二週間もお酒を飲まないのは初めて。
何が私をお酒を飲まないようにしたのかというと、偶然に一本の動画を見たからである。
他にも、髪の毛を洗う時にシャンプーを使わずに、お湯だけで洗い流す湯シャンを初めて、2ケ月以上になる。これも始めたのは動画がきっかけ。さらに、最近は、セブンイレブンでグンゼと提携してつくっているテイ―シャツを買った。これもある動画で紹介されていたことで興味を持ち、買った。
休肝を続けることや湯シャンは何もモノを買っていないのだが、動画で学んだことがきっかけとなっている。セブンイレブンのテイ―シャツはグンゼがつくっていることに興味を持って買った。素材の良さに信頼感があることに加え、下着としてではなくテイ―シャツとして着られそうなことに興味を持った。
これらに共通することはすべて「情報がきっかけ」となって始めたり、モノを買ったりしていることだ。
しかも、その情報はお酒を飲まない生活の説明や湯シャンの方法、あるいはグンゼの下着の品質についてのものではない。なぜお酒は飲まない方が良いのか、なぜシャンプーは使わない方が良いのか、600円で品質の良いテイ―シャツが着られることに気づく情報だった。
今はモノも商品やサービスを提供する会社もたくさんある。何を買うにしても、どの商品にしようか、あるいはどの会社へお願いしようかと迷う時代だ。
そして、なぜ、迷うかと言えば、選び方が分からないからである。
晩酌を続けるのとやめるのと、あるいはシャンプーを使い続けるのとやめるのと、どちらの方が良いのかについて動画で納得できる情報を得たから、晩酌は止め、湯シャンを始めることを選んだ。
今の時代、モノやサービスを買うというのは、選ぶことである。しかし、選び方が分からずにストレスを感じる人が多い。
私は一体、何を買えば良いのだろうか?
どれを選べば良いのだろうか?
と悩んでいる。
これは住宅会社や住宅リフォーム会社でも同じことが言える。マイホームをどのようにして選べば良いのか?どの会社にお願いをすれば良いのかと悩んでいる。
そういうお客様に対して、選び方を納得できる情報として伝えられる会社はお客様の信頼を得る。
戸建てリノベーション事業を展開しているご支援先では必ずお客様向けの「リノベ勉強会」を開催してもらっているが、これに参加されるとお客様はその会社への信頼感を一気に高める。
商品説明よりも、選び方の情報を提供すること
これが今のモノ余りの時代にお客様が求めていることである。

