マネージャーの仕事。

船井総研の組織は5名前後のメンバーが集まるチームとそのチームが3~5つ集まるグループがある。そして、それぞれを束ねる役職者としてチームリーダーがいて、マネージャーがいる。マネージャーは20~30名くらいのリーダーを含めたメンバーを率いることになる。他の会社だと課長職に近いのがリーダー、部長職に近いのがマネージャーとなるのだろうか。
月に一度、グループメンバー全員が集まる会議が開催されるのだが、そこではマネージャーが全メンバーに向けてメッセージを発信するのだが、マネージャーには会社の方向性に沿った内容で、グループの成果を上げていくためのメッセージが求められる。
そこで、どのようなメッセージを出すか。そのためにマネージャーは準備をしなければいけないのだが、きちんと準備をして臨む人と、場当たり的な対応で進める人がいる。準備不足のマネージャーはその重要性が分かっていないのか、そういうグループはやはり業績も芳しくない。
では、20~30名くらいのメンバーを束ねるマネージャー(部長)は、そこでどのようなメッセージを発信しなければいけないのか。それをまとめてみた。
一、現状のグループ業績の実績と見込みについての共有
状況にあわせた対策プランを3~7項目伝える。
一、1ケ月の振り返り
主には業績達成に向けたKPIの進捗状況を伝える。
一、グループ全体の振り返り
プラス面とマイナス面の整理、今後のグループ方針を3~7項目程度で伝える。
一、マネジメント関連
クオーター毎で新人育成、リーダー育成、昇格メンバー、来期構想など必要な取り組みを伝える。
一、新しい取り組み
リーダーが中心となってすすめていく新しい取り組みを決め、毎月リーダーから報告をさせる。
このような内容が必要だ。これらを伝えるのに、時間にして30分。この時間に討議や検討はない。伝達のみである。
特に、マネージャーはリーダー以上に求められるのは、3~6ケ月先、あるいは年間着地を見据えた現状と必要な対策、そして、方向性を伝えることと、さらに新しい取り組みをチャレンジさせる動きをグループに起こすことである。
新しい取り組みは半年先から一年先に花を咲かせるイメージのものだ。そういう取り組みを前から進めることで継続的に成長していくグループになる。
舩井幸雄さんは、組織でも、個人でも成長を続けていくには、「保守7割、革新3割」で進めていくことが大事だと言っていた。
保守とは現状の状況認識や対策となり、革新とは新しいチャレンジテーマとなる。このバランスでグループ(部)を推進していくのが、マネージャー(部長)には求められる。

