トライアウト挑戦、新庄剛志さんに学ぶこと。

先日、マリナーズのインストラクターをつとめるイチローさんが、高校野球強豪校である智辯和歌山、野球部へ3日間のアマ初指導を行った。高校球児に感激を与えたことだろう。
それから、同じ元プロ野球選手であり、元大リーガーでもある新庄剛志さんが、プロ野球のトライアウトに挑戦した。当日はお祭り男にふさわしく、報道カメラマンは彼の一挙手一投足にくぎ付けだったとか。
どちらも、「らしい」行動だ。
逆にイチローさんが引退後にまたトライアウトでプロ野球選手を目指すというのは少し違うように感じるし、新庄さんがイチロー選手のように草野球や高校球児にアマ指導を行うのもちょっと違うように感じる。
お二人とも「らしい」行動をしているのが印象的。
新庄さんが1年程前に、「トライアウトに挑戦をする」と初めて聞いたときは「冗談でしょ。」と思った。話題集めのために言っているだけで本気ではないと思っていた。しかし、その後、YouTubeから伝わってきたのはトライアウトに向けて真剣に向き合っている姿。
これは本気で目指している、と。そして、それは、不可能と思える夢に向けて挑戦することで、彼なりのメッセージを伝えようとしている。
そして、迎えたトライアウトでは4度打席に立ち、最後の打席でヒットを打った。ランナー1、2塁のチャンスでヒットを打ち、打点をあげ活躍する姿は、新庄さんらしい。全打席凡打には終わらない。試合ではインパクトを残す。
二人の姿を見ていると、それぞれに「らしさ」を追求する姿勢が格好いいと感じる。自分の想いに素直に行動をしているように見える。そして、それが人に感動や勇気を与えている。
世界で活躍をした二人とは比べられないのだが、私も「らしく」活躍をしたいなと思う。そして、それによって人に勇気や感動を与えられたら嬉しい。
そのためには、どうすれば良いのだろう?
自分自身を客観的に理解できていることが必要だろうか。では、そのためにはどうすれば良いのか?自分のことを客観的に理解するのは難しい。
そう考えると結局は、自分がやってみたいと思うこと、楽しそうと思うことを素直にやることなのだろう。そう思えることすることが、自分のらしさにつながるのではないだろうか。
私がやってみたい、楽しそうと思えることが他の人も同じように思うとは限らない。それは人それぞれ。ということは、そこに個性がある。あるいは、才能も隠れている。
トライアウトで楽しそうにプレーをする新庄さん、そして、高校生への初アマ指導で一緒に楽しそうにプレーをするイチローさんを見て、人の「らしさ」はどこから生まれるのかのヒントをもらったように感じている。

