テクニックや手法ばかりに目がいっていませんか。

ここに、ふたりの社長がいます。それぞれが営業社員に声をかけています。
「今月予定していた契約が上がらなかったよな。来月は何件の契約を予定しているんだ?そのようなフォローで来月に受注ができるのか?お前はそんなことだからダメなんだ。お前はなぁ……。」
もうひとりの社長は、
「そうかあれだけ熱心にフォローをしていたけどダメだったかぁ。じゃあ、来月はどういうふうにしようか。そうか、他にもっとお客様が安心できて幸せに家づくりが進められる方法はないかなぁ。君ならできるからさぁ、もっと考えて三日後に教えてよ。大丈夫だよ。君ならできるよ。」
さて、いかがでしょうか。ウチの会社と同じと感じたのはどちらでしょうか。前者だなと感じた社長もいれば、ウチは後者だなと感じた社長もいるでしょう。
ここで質問です。どちらの会社がより長く業績向上ができるでしょうか。あるいは、どちらの方が大きく良い会社になっていくでしょうか。
この質問にはほとんどの社長が後者と答えるのではないでしょうか。さらに、質問です。社長として会社を経営するのであれば、どちらの会社を目指しますか?
面白いデータがあります。ある調査によると笑いや楽しさの多いグループは、そうでないグループに比べて少なくとも、140%、多くて300%も生産性が向上するとありました。
仮に200%生産性が上がったとすると、営業の場合だと契約率が10%だったのが20%になるということです。凄いですね。同じ集客数でも受注数が倍になるのです。社員が仕事を楽しくやりがいを感じながらできるというのは大きな力を持っています。これが人のチカラなのでしょう。
しかしながら多くの経営者はそのことを忘れている人が多いようです。それよりももっと集客を増やすことや新たな営業手法やパッケージ商品の導入にお金をかけています。しかし、業績が上がりません。その理由は明らかです。社員がやりがいを感じながら楽しく仕事ができていないからです。萎縮しているからです。
社員の表情をよく見てください。萎縮をしているような人はいませんか。もしかすると会社の舵を切る方向性を変えるべきときかもしれません。

