チーム力があるチームをつくるために。

私はこれまで船井総研で何年もチームを運営してきた経験がある。また、ご支援先でいくつものチームもサポートをしてきた。
それは今も続いているが、今も生産性高いチームには何が大事なのかをいつも考え、研究をしている。
結論からするとチームもリーダーで決まる。ただ、リーダーがリーダーシップを発揮してチームを機能させていくにはメンバーの顔触れが大事になる。
そして、会社の部署のメンバー構成を最終的に決めるのは社長である。そのチームのリーダーも関与するだろうが、リーダーが社長をさしおいて100%決められるものではない。
ということは、社長が考えるべきことは、チームを任せようとするリーダーの力量を見極めたメンバー構成にすることである。
仮に、他の社員よりも優れた力量あるメンバーを単に揃えたとしてもチームとしての生産性が高まるとは限らない。例えば、各チームからトップ選手を招き入れて選手を揃えていた以前のジャイアンツのようなメンバー構成としても強くなるとは限らないように。
そのときのジャイアンツはスター集団であったために、誰がキャプテンなのかが分からない状況。選手の力は優れていてもチームとしてまとまり機能しなければ内部分裂を起こしかねない。
リーダーがメンバーをまとめて引っ張っていくには、リーダーの今の力量にあわせたメンバーになっていることが望ましい。
チームはやはりまとまらないと機能しない。力量あるメンバーを揃えたとしてもリーダーがまとめきれないと、内部分裂を起こす。それがメンバーの退職につながることもある。
機能するチームを編成するには
・リーダーがまとめられるメンバー構成になっているかどうか。
・メンバーはチームで担う役割のイメージがそれぞれにわくか。
・営業チームであれば個々の成果目標を達成してもられば良いと考えがちだが、それはチームではない。
・なので、その発想でメンバー編成を組むと、チームとしては機能しない可能性が高い。
・年齢、性別など多様性があるんメンバー編成となっているか。
このようなことが判断基準になっていく。
しかし、実際には人材が限られているなかで、このようなことを考えながらチームをつくるのは難しい。
私が思うのは力があるメンバーを揃えたとしてもチームとして機能しない可能性が高いということと、逆に顔ぶれから期待をしていなかったチームがリーダーがメンバーをうまくまとめ、そのなかでメンバーが育ち、チームとしても高い成果を上げえていくチームが多いということ。
チームは奥が深いが、メンバーを成長させていくのがチームである。そして、そういうチームを組むことが編成者(社長)の力量となる。

