ソフトバンクはなぜ強いのか?

やはりソフトバンクの強さはトップの目線の違いにあるのか。
リーダーは新たな未来を仲間と共に創るのが仕事である。その未来は今、見えていなくても構わない。
会社を経営する社長もそうだ。仮に今の会社の売上が10億円だとする。その会社を10年後には100億円にするという目標を立てたとする。
さて、その目標は今、見えるだろうか。おそらく社員は誰も見えないだろう。ただ一人、社長だけは見えている。そして、その実現に向けて社員の協力を得ながら実現していく。
それが、リーダーである。
確かに、ソフトバンクオーナーの孫社長は以前からプロ野球ソフトバンクを世界一の球団にすると公言している。
ただ、現在を見る限り、それは夢物語である。どうやって大リーグのチームと戦うのか。ましてや世界一と言うのだから、大リーグの優勝チームと戦わなければいけない。あるいは、ソフトバンクは大リーグ球団になるのか。
そんなことは無理でしょ。少なくとも私は今回の優勝を見た後も、そう思っていた。
しかし、それからネットで調べれば調べるほど、孫社長は本気でそう思っていることが伝わってきた。
「孫さんは、本気で言っている。」
そう感じるようになってきた。孫社長はソフトバンクを創業し、40年ほどで6兆円を超える企業へと成長させた。社員数名の創業時に社員に向かってミカン箱の上に立ちながら、「この会社をいづれ豆腐を数えるように、一兆、二兆の会社にする。」と言っていたようだ。
当時の社員からすれば、ポカーンとする話だっただろう。今のプロ野球ソフトバンクが世界一になることよりも、考えられなかったことだろう。
しかし、孫社長は実現させた。新たな大きな未来を創った。有言実行のリーダーである。
そんな孫社長がプロ野球ソフトバンクを世界一にすると言っている。そして、そのチームは日本国内では圧倒的な強さを誇るチームになっている。
日本のプロ野球球団が大リーグを倒して、世界一になる!
孫社長は2005年にプロ野球ソフトバンクを買収したときから、ただ一人、この球団を世界一にすることを考えていたのだろう。
そのときから、ずっとソフトバンクを世界一にするにはどうすれば良いかを考え続けてきた。そして、王さん始め、監督、選手など関係者に伝え続けてきた。また、必要な投資を進めてきた。
孫さんの大風呂敷と思っていたことが、本当にそうなるのではないか?
きっと今の王さん、監督、選手たちはそう思っているのではないだろうか。「俺たちは世界一を目指しているチームなのだ!いつか大リーグチャンピオンを倒すチームなのだ!」と。
なので、たとえ日本シリーズ4連覇をしても浮かれない。世界一を目指すチームなのだから、当たり前。ここで躓いている場合ではない。優勝が決まったとき、確かに選手たちは嬉しそうにはしていたが、はしゃぎ過ぎるようなことはなく落ち着きも感じられた。
世界一を本気で目指す球団ソフトバンク!
こうなれば、パリーグを応援するとかセリーグを応援するとか、ソフトバンクを応援するとかジャイアンツを応援するとかの話ではない。その垣根を超えて、野球好きの日本人全員をファンにする球団になる。
世界一になって欲しい!
日本のプロ野球、来年からもますます面白くなりそうだ!そして、世界一を目指す球団が他にも表れて欲しい。そのためにはオーナー企業が世界一を目指す企業でなければいけない。
そういうことからすれば、今の球団のなかでは、楽天、DeNA、オリックスぐらいか。ソフトバンクと同じように世界を目指すユニクロが球団を持つと、面白いことになりそうだ。
日本のプロ野球は在阪、在京を中心に球団が存在していた時代から、北海道から九州まで各地へひろがるようになったのが今。
そして、これからは日本各地の球団が日本だけではなく、日本のローカルを代表して世界一を目指すプロ野球になる。
こんなことを想像しながら書いているだけでワクワク興奮をしてくる。
新しい日本のプロ野球の世界を創ろうと挑戦をしているのが、孫さんであり、ソフトバンク。
リーダーのビジョンが世界を変える!
今年のプロ野球シーズンは終わったばかりだが、早く来年のシーズンが始まらないかなぁ。来年も楽しみ。

