コンサルテイング成功率100%の裏にあるもの。

「私のコンサルテイング成功率は100%です。ですから、業績を上げたいという人は私にコンサルテイングを依頼しなさい。」
ここまでハッキリ言わないまでも、コンサルタントが自らの成功率を誇らしげに言うのは、こういう思いがあるからだ。そして、それを聞いた一人の経営者がコンサルテイングをお願いしようと思い、相談を持ち掛ける。
30~40分ほど今の会社の状況について話をして、コンサルテイングを依頼したいと考えていることを伝える。
そうすると、そのコンサルタントは、「分かりました。私は今、忙しくて十分な時間が取れないから、部下のコンサルタントに対応をしてもらいますね。彼は大丈夫ですよ。私と長く一緒にやってきていますし、実績も上げていますから。」と言われる。
これはやんわりとではあるが、コンサルテイングの引き受けを断られているのである。では、なぜ断られたのか?ここに組織として業績を上げる経営の本質があり、コンサルテイング成功率100%の理由もある。
組織はトップで99%決まると言われる。100%というのはあまりにも可哀そうだから、99%と言うようにしているという話も聞いたことがある。つまり、組織はトップでほぼ100%決まるのである。
これは業績を上げる会社なのかどうかもトップで決まることを意味する。
そこで、先ほどの社長はなぜコンサルテイングを断られたのだろうか。
それは、そのコンサルタントから業績を上げる社長ではないと判断されたからである。少なくとも今はそうではないと見られた。なので、やんわりと断った。
コンサルテイング成功率100%を実現しようと思えば、業績を上げる社長を選んで付き合うようにすれば可能になるということ。コンサルタントとして経験を積めば、どういう人が業績を上げる社長なのかは分かるようになる。
ただし、人は変わる。社長も変わる。
業績を上げるような社長には見えなかった人が、業績を上げる社長に変わることはある。私もそういう社長は何人も見てきた。
なので、コンサルタントとしては業績を上げる前に、社長に業績を上げられる社長になっていただく必要がある。本物のコンサルティング成功率100%というのは、これができるコンサルタントである。
しかし、実際にはそういうコンサルタントも時間の限界もあるので、断らざるを得ない状況はあるのだが。
コンサルティング成功率100%の裏にあるものとして伝えたいのは、社長自身も日ごろから業績を上げる社長になるように変化をしようとチャレンジをして欲しいということ。
これだけでも、多くの会社の業績は上がっていくはずだ。

