経営コンサルタントの仕事。

船井総研に在籍するコンサルタントは今では約1000名と以前と比べると随分と増えた。また、社外でもコンサルタントを名乗る人は多い。
船井総研の社員が目指すのは、ご支援先企業の業績を上げられるコンサルタント。しかし、初めからそれはできない。段階を踏んで成長をしていく。
まず初めの段階は、「代行業」。
ご支援先の業務を代行して行うもの。もちろん、それも船井総研の社員がするのは業績アップにつながるものである。
例えば、今多いのはWEBマーケテイングの代行である。中小企業の業績を上げていこうと思ったときに、必要条件となるのが集客数のアップである。そのために今求められるのは自社HPへの集客であり、そこでWEBマーケテイングが必要となる。
しかし、WEBマーケテイングができるからと言って、業績が上がるとは限らない。必要条件ではあるが十分条件ではない。
代行業の次に来るのは、「インストラクター」。
コンビニなどフランチャイズのアドバイザーをイメージすれば分かりやすい。業績が上がるビジネスモデルとしてパッケージ化されているノウハウをご支援先企業に導入し、定着をさせるのがインストラクターである。
しかし、コンサルテイングで提案をするのはパッケージ化されているとは言え、フランチャイズとは違う。コンビニのようなフランチャイズは商品、物流、店舗デザイン、運営まで形作られているが、我々は商品も物流も扱わない。
インストラクターの役割で業績が上がる会社も多いが、それだけでは上がらない会社もある。また、業績が伸びて会社が大きくなったときインストラクターでは対応ができない。
そこで、その次に来るのが、「コンサルタント」。
コンサルタントは必要な代行業ができ、インストラクターの役割で業績を上げることもでき、それから会社の状況や外部環境に応じたコンサルテイングもできる。これが、コンサルタントである。
ここまでできる人は、コンサルタントを名乗る人のなかでも限られる。
私が見る限り、コンサルタントを名乗る人の多くは、「代行業」をやっているに過ぎない。WEBコンサルとは言うもののセッション数やCVを増やすだけで受注までの成果が上げられない。動画コンサルとは言うものの再生回数を上げるだけで反響を増やすことができない。評価制度コンサルと言うものの制度をつくるだけで社員の定着すらできていない。
社長が業績を伸ばすために必要な戦略を描き、会社に今必要なものを見極め、また必要な成果が分かっていて、その上で必要な業務の代行を任せるのであれば良いが、中小企業の社長は日ごろの仕事が忙しくて、そこまでできる社長は少ない。
それらを社長と共に描き実行をすすめていくための実践的なサポートを親身に対応をしていくのが、業績アップを目指す経営コンサルテイングの仕事である。
そして、業績を伸ばしたいと考える社長がそういうコンサルタントと出会ったとき、その会社の大きな可能性が開けていくことになる。
代行業やインストラクターでは見られない夢や目標を見せられるのがコンサルタントである。

