コロナ禍の大阪。

5日、大阪府では新たに399人のコロナ感染者数が確認された。東京に次ぐ多さだ。これで5日連続で300人を超えた。
と同時により深刻なのは病床がひっ迫状態にあること。その背景には看護師不足があり、近県へ派遣要請をかけているが他県も看護師不足は同じような状況なので、難しいようだ。
そのため、12月4日から15日までの間で、とうとう非常事態が宣言され大阪モデルの赤信号が初めて灯った。不要不急の外出は控えるようにという吉村知事からのメッセージも出た。
大阪でのコロナ禍の状況は深刻さを増している。
しかし、大阪で生活をしていて思うのは、街の様子や出歩く人を見ている限りは、以前とは何も様子が変わったようには感じられない。
繁華街や観光エリアでは人影が少なくなっているようだが、普段の生活をするなかでは変化は感じられない。
出歩く人はすべてマスクをしているが、その光景にも慣れたからなのか。非常事態が出されている事は感じられない。大阪で起きていることなのだが、どこかテレビの中だけの世界のように感じられる。
正直なことを言うと私も危機感の高まりを感じられていない。今年の3月や4月ごろの事を思うと、感じ方が随分と違う。
これは慣れたからなのか。コロナへの危機意識が鈍っている様に感じる。
一度目は初めての目に見えない敵に何がどのように変わるのかが見えなかった。今もすべてが見えている訳ではないのだが、二度目で慣れたのか甘くみているように感じる。
ところが、状況はひっ迫している。初めての赤信号が灯ったということが、その証だ。しかし、それも危機意識の高まりには、それほどつながっていない。
さて、これ以上に感染者数が増え、さらに病床が足りなくなったときは、果たしてどうなるのか?都市封鎖、ロックダウンになるのか?
赤信号の次のサインの準備が必要な気がしている。新たな危機意識を高める必要を感じている。
そのためには、もしロックダウンになるとどうなるのかを広く知らしめることだ。
・学校はどうなる?
・仕事はどうなる?
・お店はどうなる?
・大学受験はどうなる?
・年末年始の帰省はどうなる?
など、このような生活に身近な変化がどう変わるのかを示す。そして、どのような状況になれば、ロックダウンをせざるをえないのかを示す。
ロックダウンとなれば新たな財政出動が必要になるのか。その金額は?コロナ後に国民が負担していかなければならない費用は?など。
もっと危機意識を高める情報が必要。
大阪は病床の利用率が60%を超えている。今のコロナ感染者の増え方を見ていると、まだ重症化患者は増えるはず。70%、80%となったときにどのように情報を発信するのか?そして、それは今、発信しなくても良いのか?
油断ならない状況が続いているはずなのだが、どうもその危機感が大阪には感じられない。心配だ。

