オンライン視察ではダメな理由。

本当に久しぶりにリアルの視察会を開催した。2年以上はしていない。コロナになってからはオンラインでの視察会に切り替えていたが、視察会はやはりリアルが勝ることを実感した。
ちなみに企業視察は船井総研創業者の舩井幸雄さんが、創業期の頃から、会社を成長発展させるための学びを得られる大切な機会として行っていたもの。そして、それは今も同じように続いている。
ただ、舩井幸雄さんは企業視察の場を、伸びている会社やお店を見て、新しい情報を得るだけの機会として考えていたわけではない。
それに加えて、参加者の感じる力や直観力を鍛えてもらうための場として考えていた。そして、どちらかと言うと、一番の目的は感じる力や直観力を鍛えることの方に置いていた。ところが、オンライン視察では、これが難しい。その理由は、ここに書いた。
今回の視察会は、戸建てリノベーションモデル事業で大変好調に業績を伸ばす会社を訪問させていただいた。さらに、これからも積極的な展開を志している。そのために必要なモデルハウスや候補物件、専用ショールームを見学させていただいた。
仮に、これを映像で見せてもらったとしても、やはり実感できないことがある。実際に、その場にたって、そこから見える景色や聞こえる音、感じる空気を体感することで、「なぜこの場所を選んだのだろうか?」という疑問がわく。それを聞くことで、新たに分かることがあり、自社の商圏内ではこのイメージに近い場所があるかと想像する。このような思考は映像では難しい。リアルだからこそ、頭が働く。
また、実際にモデルハウスやショールームを見る時も、それぞれの参加者が見たいところを見て、聞きたいことを聞いている。これは興味あることや問題意識として考えていることが、それぞれで違うからだ。そして、そのように見て、質問をすることで、自社だとどうすれば良いか?自分たちでは何ができるか?といったことを考えるようになる。自分たちがやるべき事が見える。
そして、現場で見て、実際に実践している人の声を聞いているために納得できている。それが、実践につながる。
アフリカで変異株があらわれたようだ。それによって、アメリカも日本も株式が下落している。第6波が来るかもしれない。万一、そのようなことになれば、また思うように外出ができなくなる。気になる会社や業界で注目を集めている会社の見学ができるのは、本当に今しかないのかもしれない。行動を起こそう。

