ウッドショック対策。

ウッドショックで新築戸建てを主力にする住宅会社や工務店、分譲会社が右往左往している。在庫の確保に走ったり、受注ペースを減らす検討を始めるところも出ている。
一方で、これを機にリフォーム事業の立ち上げを考える会社も出始めている。新築と比べるとまだウッドショックの影響が少ないからだ。但し、住宅会社や工務店が新たにお風呂やキッチン、あるいは外壁といったリフォームに進出をしても、そこはすでに競合会社がひしめくレッドオーシャン市場。
利益を上げながら業績を伸ばしていくのは、なかなか難しい。ましてや新築戸建てを主に展開してきた住宅会社や工務店がはるかに低い単価でこれまで以上に小回りをきかせて動き回るのは、簡単そうでなかなかできない。
そこで、もっと単価が高いリフォーム事業ということで、戸建てリノベーション事業を検討する。確かに、この事業は多くの住宅リフォーム会社は設計や施工面で不得手にしている。一方で、注文戸建てで業績を伸ばしてきた会社にとっては強みを活かせる。
また、今後、さらに木材価格が上がることになれば、新築の価格も上がる。そうなると、中古住宅を購入しリフォームやリノベーションをして住み始める方や、建て替えを検討していた人が増改築やリノベーションへ切り替えて検討を始める方が増えるかもしれない。
戸建てのリノベーションになれば、施工金額は1500万円を超える。2000万円を超える大型工事もある。また、粗利率は30%くらいになるので、注文戸建てと金額や粗利率は変わらない。
ウッドショック対策で今の注文戸建て事業を守ることと同時に、新たなチャンスにも目を向けていきたい。
仮に、このままウッドショック状態が半年、一年と続けば、どのような変化が起きるのか。そこで生まれる新たなチャンスとは、どのようなものか?
コロナショックでも大変な思いをする会社やお店がある一方で、業績を伸ばすお店や会社、事業もある。それと同じことがウッドショックでも起きる可能性がある。
変化が激しいときは、新たなチャンスにも目を向けていこう。

