アドバイスを活かせていますか?(チェック済)

人の成長には、他の人からフィードバックを得ることが大切。人材輩出企業として知られるリクルートでは、創業者の江副さんは「360度評価」など社員がフィードバックを得られる仕組みを大切にしていた。
360度評価は上司はもちろん、同僚や部下からも評価される。そして、本人には誰による評価なのかを分からなくするので、評価側は本音に近い評価をする。おそらくその中には辛辣な評価もあるだろう。そういう評価をされると想像をしてみて欲しい。
大切なのは、評価される人がそれを見て、自分の成長に活かせるかどうかにある。フィードバックには良いものもあれば、厳しいものもある。どちらかと言うと成長のためには信頼できる人からの厳しいフィードバックを得られるかどうかだろう。
ちなみに信頼できる人というのは、目上の人に限らない。同僚はもちろん、部下など年下の人も含まれる。自分のことを理解してもらえているすべての人になる。
また、フィードバックは仕事スキルを高めたいときにも価値がある。例えば、営業力を高めたいのであれば、同席をしてもらった後にどうだったかのフィードバックをもらう。間取りやリフォームプランを書く時は、書き上げたものを見せてフィードバックをもらうといったように。私であれば講演用のテキストを作成する時にフィードバックをもらいながら作成する。
しかし、このときも素直にフィードバックを活かすのは少し難しく感じることがある。自分なりに時間をかけて、考えて、書き上げたプランやテキストを見せた時に、改善のフィードバックを素直に聞けない時がある。せっかく仕上げたものを、また考え直さないといけないからだ。そこにかけた時間や労力が無駄になってしまうように感じる。
ただ、私の経験でも信頼できる人からのフィードバックは受け入れて、必要であればゼロからまた考え直した方が良いものになる。時には自分では思いもつかなったものが出来上がることがある。それが、フィードバックを得る価値である。
仕事で進めている作業にフィードバックを得る時は、自分一人でつくるのではなく、フィードバックをくれる人と一緒に作るという感覚を持つようにするのが良い。手など体を動かして作業をするのは一人かもしれないが、そのアイデアは一人ではなく仲間と一緒に作るということ。
せっかくの改善のためのフィードバックも素直に聞き入れる姿勢がないと、活かせない。自分だけでは創りだせないものを創りあげるために人から貴重なフィードバックを得る。
そのためにも時間に余裕を持って仕事をするようにしたい。

