その事業は他社でも業績は伸びるのか?

注文住宅や住宅リフォーム、中古仲介×リフォーム、戸建てリノベーションなど、住宅事業にはいくつかの事業があるが、どれも中途半端なビジネスモデルでは業績が上がらず、利益を出すことも難しくなっている。ライフサイクルが進み、競争が激しくなり、お客様の多様化も進んでいるからだ。
自社ならではの独自化を進めることは大事だが、それも中途半端なものであれば、自己満足でしかない。
コンビニエンス事業を始めようと思えば、どこかのフランチャイズへの加盟を考える。独自にやるよりも売上が上がり、収益もでると考えるからだ。誰でも始められるものではないだろうが、一定の条件をクリアすれば加盟し、事業を始められる。
そこで、自社の事業は他社でも同じように進めることができるだろうか。そして、売上も収益も上げられるだろうか。一見するとこれは他社との差別化がされていない事業のように感じるかもしれないが、一方ではその事業が売上げや収益が上がりやすい洗練されたものになっているとも言える。
事業にはハードとソフトがある。コンビニエンスで言えば、お店や商品、受発注システムや納品システムはハードであり、店長をはじめ店員が心地よく働くためのマネジメントはソフトになる。そして、事業にはこの両方が必要で、洗練された事業に見えるコンビニエンス事業でも上手くいくお店もあれば、なかには厳しいお店もあるが、その原因はハードかソフトのどちらかにある。
ハードはどのお店も同じものになっているとすれば、不振店となってしまう原因はソフトにあると言える。では、ソフトにはどのような条件が必要なのか?そこに、条件設定が必要になる。
自社で行っている事業がビジネスモデルとして洗練されたものであればあるほど、他の会社でも成果は上がるはずだ。そして、そのような事業であればあるほど、自社の業績も良いはずである。しかし、実際にはどのような会社でも業績が上がるとは限らない。ハードは同じでも、ソフトが違うからだ。そして、それが独自性を生む。
では、どのようなソフトの条件が必要なのか?それが客観的に分かっていれば、自社をどのような会社にしていくべきなのかも見えてくる。
これからも益々競争は激しくなり、お客様の趣味嗜好も多様化していく。ライフサイクルが進むとはそういうことだからだ。そのときに必要なのはビジネスモデルを洗練させていくことである。その指標は自社だけではなく、他社でも同じように成果が上がるものになっているかどうか。そのためには何が必要なのかを把握できていることではないだろうか。

