これからのファイナンシャルプラン。

私はファイナンシャルプランナー(AFP)の資格をもつ。以前はファイナンシャルプランナーとして、ご支援先企業でマイホームを考える一般のお客様向けのセミナーで講師をよくしていた。
マイホームを購入するにおいて、これからの生活の資金計画や家計の見直しといったことを話していた。また、私の仕事ではないが、生命保険の営業マンもこの資格を持つ人が多く、子供が生まれた家族へ保険のアドバイスをするときに、これからのライフサイクルプランを伝えながら話していると聞く。
家を買う、家族が増えるといった人は、これからの生活でお金をどのように使い、どれぐらいの貯蓄をしていくのが良いのか。まだ経験をしていない見えない世界であるために、専門家にアドバイスを求める。
さて、最近は人生100年時代と盛んに言われるようになった。寿命も延び、実際に100歳を超える人も増えている。ただ、その人数は総人口から比べるとまだわずかだ。
*100歳以上人口
2000年 12000人
2020年 114000人
2050年 519000人(予測)
日本の総人口で割合をみると、2020年は0.1%以下。2050年でも0.4%程度。1000人に一人から4人くらいの人が100歳以上生きる。
まだまだ少ない。ただし、80歳以上となると女性で八割、男性も七割の人が生きる時代にはすでになっている。90歳は女性は半数、男性は四分の一の人が生きる。
長寿になっているのは間違いないが、人生100年時代は個人的には言い過ぎだと思っている。しかし、「人生100年時代」とあちこちで叫ばれるため、不安を覚え、必要な計画を立てようとする人が増えている。
これまでであれば、年金での生活を考え、老後へ不安を覚える人も少なかったのだろうが、今は違う。先の見えない不安を感じる人が増えている。
こうなるとファイナンシャルプランナーの仕事も変わってくる。
これまで
(主客層) 子育てファミリー層 (主なアドバイス) 貯蓄や資産を増やすための資金計画
今後は
(主客層) 40から50代の中高年層 (主なアドバイス) 所有する貯蓄や資産をどう使っていくのか。
といったものになる。
死を考えながら、そこまでの人生計画をアドバイスしていく。そして、この分野がこれから伸びる。人口構成やライフスタイルが変わることで、既存のビジネスは廃れ、新しいビジネスが生まれる。
変化の波に乗っていこう。

