★★★社長の次の仕事が会社の未来をつくる

住宅会社や工務店で、「売上3億円までの社長」と「10億円を超える社長」では同じ仕事をしているでしょうか。「そんなはずはないだろ。社員数も違うのだから社長の仕事は違うに決まっている!」その通りです。住宅会社や工務店という同業種の社長でも会社の規模で仕事は違ってきます。
では、社長であるあなたにお聞きします。昨年と今年の仕事は違いますか。それとも同じ仕事をしていますか。
もっと会社を良くするため、あるいはもっと会社を大きくするために、社長が次にやらなければいけない新しい仕事を理解し、さらにその仕事にやりがいを感じていれば、たとえ今は小さな会社でも間違いなく会社は大きくなります。
設計プランの打ち合わせ、施工現場での作業、営業で成果を上げること。このような現場の仕事が得意で好きな社長がいます。また、それが強みとなって会社は成長します。しかし、頭打ちとなるときがあります。そのときは社長が現場で仕事をすることが、強みではなく、弱みとなっている可能性が高いのです。
こうなると社長は現場から離れ、次の新しい仕事をしなければいけません。社長の現場力で売上を伸ばす方法から、社長が現場を離れても売上があがる仕組みで伸ばす方法へと変えていくタイミングとなっているのです。
このとき社長の道は大きく2つに分かれます。今の仕事を繰り返す社長と、今の仕事は社員にふり新しい仕事に取り組む社長に、です。そして、会社を大きくするのは後者の社長です。そこで後者の選択をしなければいけないのですが、そのためには社長自身がこれまでの仕事以上に、これからの新しい仕事のほうが魅力的でやりがいも大きいことを理解することです。
長くこの業界でコンサルティング活動をしてきた私ですが、恥ずかしながらこのことに最近気づきました。会社を大きくするのは社長の能力ではなく、次の新しい仕事に魅力とやりがいを感じられているかどうか。私がこのことに気づいてからは、社長に次のステージに上がっていただくのがスムーズになりました。その結果、仕事を任せられるようになった社員も育っています。
社長が会社を大きくするのはそのための仕事の能力があるかどうかではなく、まずはその仕事とは何なのかを知り、それにやりがいを感じられるかどうかでしかない。次の新しい社長の仕事を知っているかどうか。そして、その仕事の魅力や必要性、重要性を理解できているかどうか。この違いでしかないと最近考えるようになりました。

